IT(情報技術)

2008年6月 1日 (日)

不正な要求?<= Bad request.

Newsaquarium 昨日、「水族館の感動を茶の間で・・」 という新聞記事(→の画像をクリック)を読んだ。 これは名古屋港水族館の海洋生物をライブで映像配信するサービス “コミュファ光 水族館” のことで、早速おじんもネットで訪問してみた。 が、これが一向に繋がらない(画像が現れない)。 このサービスが始まったのが月末と週末が重なった 5月30日 だったから回線が混んでいるのだろうか?。 それにしても異常な感じがする。

配信担当の企業は 「光インターネットならではの安定した高画質な映像で多くの方々に無料でお楽しみいただくサービスです」 と謳っているのだが、そもそもそこに繋がらないのでは話にならない。 また、この種のライブには一旦繋がれば切らずに引っ張るユーザーが多い筈だから益々貧することになる。

ライブ映像の配信については、おじんが所属する別荘管理組合でささやかだがそれを軽快に運営中なので、今回こんなに繋がりが悪いことは (今のネット社会から見て) 理解が出来ないのだ。 我が家の光回線がその会社のではないから ロックアウト されてしまっているのだろうか?と、要らぬ邪推もしたくなる。

我が組合の場合は市販の LANカメラ を自分達で取り付けたもので、以来2年、1,300人のメンバーから 繋がらない という苦情が来た事はない(現地が停電すれば別だが)。 この組合の場合はユーザーがやや限定的なものだが、一方は、オープンなネット配信だと謳いながらも、これほどに繋がらないのは (担当企業への信頼上) 致命的なことだと思う。 例えばあの無料のインターネット電話サービス skype の昨夜9時の同時利用者は 950万人 であったし、無料で地球全域の衛星写真を切れ目無く配信する Google Earth の瞬間利用者数はもっと多い筈だ。 なのに現在両方とも快適に稼動しているのだ。

Ngyaquarium おまけに、その現れない画像のフレーム内(←の画像をクリック)には 「Bad request.」 なる文字だけが表示されている。 「不正な要求」 なので画像は表示されませんということだろう(システム上の既成の応答文だと思う)が、これでは善良な訪問者のイライラは増すばかりだ。 10年ほど前、ネットバンキング の草創期に 「不正な操作です・・」 とよく画面に出て、身に覚えの無いユーザーたちを不愉快にさせたものだが、今現在まだこんな段階の技術でネット界を泳ごうとしている企業戦略には、些か哀れを誘われる。 そこの案内には 「同時接続数に制限があり・・」 とあるが、それは或る面では告知済みサービスの提供拒否に等しく、現代ネット企業の戦略としてはプラスよりもマイナスの方が大きいと思う。

後日記 ; 当初殆ど繋がらなかった当該ライブは、2008.06.07 の早朝辺りから順調にアクセス出来るようになったようだ。 "Bad request" なる表示も無くなった。 始めからこのようであればなあ・・・と、思うが、まあこんなトラブルなどは直ぐに過去の話になるであろう。

更に、6月中旬辺りからは産卵のために人工砂浜を這うウミガメのライブ映像が配信されている。運が良ければ「産卵」そのものを自宅で見ることが出来そうだ。

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2008年4月23日 (水)

光ファイバー 二つのフレッツ

最近の総務省発表 (2008.04.18) によれば 「インターネット利用における光回線利用世帯がDSL回線利用世帯を初めて超過」 したそうだ。 そして今日 おじんもついに光回線にした。 今までのように主にテキストベースの資料を求めたり、静止画像中心のサイトを利用したりなら、ADSL で十分だったのだが、親○鹿候で 愛犬の動画 を扱うようになって、そのアップロードののろさにイライラすることが増えたからである。

これで明日からは、「光にすると安くなりますよ!」 というお誘い電話が来なくなるな・・ と言ったら、工事屋さん曰く 「これからもかかって来ますよ。 個人情報云々とやらでお宅が光にしたことは他のエージェント達には知らされませんから」 だそうだ。 「いいからみんなに知らせておいてよ」 と言いたい気持なのだが。

Nttflets さて、開通直後のスピード測定では、なんと 88.5Mbps が出た。 が、これは インターネット を介さない 地域IP網 から 加入者端末(CTU) までの速度であって、実際の利用ではかなり落ちる(測定サービス例1例2例3例4)。 それよりも、導入に際しておじんが迷ったのは、同じ (NTT西日本の / 脚注参照) 光 と言っても戸建向けには選択肢が二つ (Bフレッツとフレッツ光プレミアム) あったことだ。 広告や公式サイトを読んでも、その違いが明解には理解出来ず、分かってたのは、前者ははるか以前 (2001年) からあったことと、後者は最近の ダイレクトメール や電話で煩いほどに勧誘がある商品だと言うことだった。 しつこいと怪しい・・と つい思っちゃうおじんなのだ。

先ずは両者に共通の言葉である フレッツ (flets) の意味から解き明かそうとしたが、これって英語じゃぁなくて NTT が得意とする造語らしい。 日頃から、 「使い慣らされたものの方が安全だ」 と思うおじんだったのだが、さりとて 「違いが分かる男」 にもなれないままに、戸建の場合の後者では (キャンペーン期間中は) 回線工事費が無料になるという魅惑的で決定的な違いにつられて新しい方に決めたのだ。 でも結局のところ、二つの違いは ここ を読んでもまだピンと来ない。

注1;検討対象をNTTだけにしたのは、他社にすれば、長年やって来たHP「老犬がんばれ台帳」を移設しなければならないから。
注2;右上の画像はNTT公式サイトにあるもので、この案内から、当初おじんは、光電話などに興味が無いので、初期費用が掛かるのを覚悟の上で Bフレッツ に申し込んだ。 やがてモトは取れると思ったからだ。 が、プレミアムでも光電話を断ればいいと分かった。 とすると、もはや、Bフレッツファミリータイプ のメリットは無いように思える(当該サービスはNTT東日本では中止されたらしい)。

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2008年3月24日 (月)

驕(おご)るブラウザ IE7

パソコンの基本ソフトとして WindowsXP SP2 を使っていて、そのアップデートを自動でやるように設定している人は、この2月中旬頃から、ブラウザも半自動的に IE6 から IE7 にアップグレード出来るようになった。 確かにそれは、デキるようになったのであって、シナケレバナラナクなったのではない。 しかしおじんのように、人生=寄らば大樹の陰 を信奉して生きて来て、パソコン=Microsoft Windows だと頼り切って来た人間は見事にそのワナに嵌っちゃった、そんな一か月だった。

ブラウザとは、私達がウェブサイト(インターネット上のホームページ)を見る時、パソコン上で働く閲覧用ソフトのことで、その内 IE7 とは Microsoft Internet Explorer 7 のことであり、その日本語版が出てから既に1年半になる。 ソフトの変更にはかなり慎重なおじんだが、これはもう一般に使いこなされた筈だと思ったのだ。 が、以後幾つかの不思議なトラブルに見舞われた。 次男の店のホームページのために考案した複雑なフレーム構造が働かない。 愛犬のブログの記事書き込みで時々漢字変換が効かない。 等々。 それらは多分、IE の機能やセキュリティが向上した証左であろう。 だが 「過ぎたるは・・」 と言う嫌味も言いたくなる。

Netscape111 おじんが初めてホームページを閲覧した時(1995)には MS社 のIE は未だ世に出ていず、使ったのは Mosaic という先駆的なブラウザであった。 その技術的流れは現在の Netscape Navigator と Mozilla Firefox という2製品に生きているのだが、前者は先月自らの終焉を宣言し、その後継として後者を指定した。 その背景には MS社 による IE のしたたかな世界制覇への戦略があった訳で、この20余年は、第一次・二次のブラウザ戦争と言われるほどの熾烈なシェア争いがあった。 おじんもそれに翻弄された一人だ。 だから、色々なブラウザを使い分けておられるお方には感心してしまう。

今ネットで調べると、IE7 のトラブルはいっぱいあるようだ(例1例2例3例4例5)が、それらの傾向と対策については総合的で詳細明解な答えはどこにも見付からない。 でも実は、IE7を 消去すると自動的に元の IE6 に戻るようになっているのだ。 という事は、このような混乱は 「想定内」 だったと言う訳だ。 お陰でおじんのトラブルもきれいに消えたが、思えば実に奇怪な 「親切」 である。 奢る平家は・・ と言うが、IE7 にもそんな匂いがする。

注);右上の画像はおじんが1996年に購入した Netscape Navigator 1.11日本語版 の箱の装丁である。94年発表のこの先駆的ブラウザはフロッピーディスク数枚に搭載され、ソフトバンク(株)が販売し、定価5,000円であった。

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2008年3月 1日 (土)

CHECK PC!

Checkpc01 「チェックピーシー!(貴方のパソコンは大丈夫?)」 と シャーロックホームズ風 の 上戸彩 がこちらを見つめる。 彼女のことをあまり知らないおじんだが、若い美女には弱い。 だからこう言うイントロページ (←左はその画像。 クリックすると拡大する) は、無視出来なくてつい深みに嵌って行く。 そういう精神が情報セキュリティには一番悪いのだ!。 が、今日は別だ。 なにしろそれを発信しているのが経済産業省なのだから。 このキャンペーンサイトはお役人様自身の手で作られたものでは無かろうが、とてもイキでおじんにも分かりやすくて秀逸だ。

彼女が指差すのは レッドカード ならぬ レッドファイル。 カードの方は審判様から下される神聖なものだが、彼女が警告しているのはネットに横行している真っ赤な嘘のワルーいファイルのことだ。 (2008.03.31迄は右枠内に赤い画像が出てその中の右向き三角をクリックするとキャンペーン動画が始まる。 その下部をクリックすると公式サイトが開く→)

キャンペーンの趣旨として、「誰でも容易にインターネットに接続できるようになった今日、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス、フィッシング詐欺等の被害に遭遇する危険性が高まっています。 このような被害を未然に防ぎ、安心してITを利用するための意識及び知識の向上を図るため、経済産業省は一般のインターネット利用者を対象に情報セキュリティ対策強化キャンペーンを実施致します。」 とある。

我がパソコンのありがた味は、それが駄目になって初めてヒシヒシと分かる。 昔のパソコンは、たまにその機能が駄目になる(故障する)ことがあったのに、今はそれは殆ど無く、駄目になるのは全てセキュリティの隙間を突かれて色々なトラブルを起すからだ。 だから、おじんも日頃注意を払っている。 おかげで時に、セキュリティソフトが頑張り過ぎて、善良なネットの上でもこれの「壁」に通せんぼをされて困惑することがある。 でも、やはり 「過ぎてなおセキュリティー」 だなと思う。

関連記事;
メールアドレスを秘匿することは? ('06.01.03)
最近の迷惑メール ('06.01.21)
パスワード ('06.02.03)
掲示板スパム ('06.02.12)
IC身分証 ('06.03.23)
Web2.0 おじんの願い ('06.07.19)
携帯への迷惑メール ('06.11.08)
ネット社会の安全 ('06.12.13)
過ぎてなおセキュリティー ('07.02,21)
アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う) ('07.04.07)
アナログディバイド(情操格差) ('07.08.17)
最近の迷惑メール(2007) ('07.09.08)

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2008年1月30日 (水)

続 今年の e-Tax (2008)

Etax0407 前の記事で(還付でない場合の)e-Tax の送信受付開始日時が明示されていないことを書いた。 そのこととは直接関連がないが、方々のサイトを調べていて気が付いたことがある。 e-Tax の定義が人によって様々だと言うことだ。 「 e-Taxは、自宅やオフィス、税理士事務所からインターネットを利用して申告、申請・届出等が出来る便利なシステム」 だと国税庁は言う。 が、そのシステムの流れは(関係するソフトも含めて)単一ではないのだ。 今ネット上で、「 e-Tax でやります(やりました・やりません)」 などと言う記事が氾濫しているが、それがどの 「流れ」 のことなのか、書いている人も読む人も特に識別していないので、このままでは誤解が広がってしまう。

一般納税者としての私の認識をまとめると、現在、所得税の確定申告の方法には次のように色々とあるようで、それらの中で e-Tax が機能しているのだが、それは一連のシステムであったり 単なるソフトであったりして、位置付けはそれぞれ違っている。

  ① 従前通りの手書きで郵送又は持参
  ② 会計ソフトで作成、郵送・持参又は e-Tax で送信(☆、注1)
  ③  作成も送信も e-Taxソフトで(☆)
  ④  作成も送信も国税庁HPで(☆)
  ⑤ 作成は国税庁HPで、これを印刷して郵送又は持参
  ⑥ 作成は e-Taxソフトで、これを印刷して郵送又は持参
  ⑦ 作成は e-Taxソフトで、これを国税庁HP上で送信(☆)
  ⑧ 作成は国税庁HPで送信は e-Taxソフトで(☆)
       もっと他にもあるかもしれないが・・

上記の ① 以外はみな e-Tax が絡んでいるのだが、今後は ④ が一般の納税者向けのお薦めコースになるのであろう。 右上の図 (クリックすると拡大する) からもそれがうかがえる。 しかし、そもそも e-Tax が始まった平成16年(平成15年分所得税)の申告では上記の ④・⑤・⑦・⑧ などは無かった方法(平成17年申告から可能)である。 私の場合、e-Tax 初年は旧来の ① で、翌年は ⑤ で、一昨年は ③ で、そして昨年は ③ で初めたが結局は ④ でやった。今年は初めから ④ でやることにしている。 理由は、昨年のブログにも書いたのだが、④ が一番使い易いやすいからだ。 ③ は多分税理士事務所等向けなのだろう、沢山の帳票が使え、「切り取り」や「組み込み」などの機能もあるがかなり専門的で使い難く、年に一度の個人の用途には向かない。

実は、④ の方法で行くならば所謂 e-Taxソフトは要らないのだ(要るソフト&ハードは別にある)。が、国税庁のHPにはこのことを明示している箇所が見付からない。 要ると書いていないのだからそれでいいのだろうが、初めに ③ の方法を知った人は、つい ④ でもこのソフトが必要だと思い込む危険(=無駄:注3)があるのだ。 おじんのように頭の良くない、しかし善良な一般納税者を誘導するにはこの種の親切な 「明示的なガイド(注2)」 が必要なのだ。 前記の(還付でない場合の)e-Tax の送信受付開始日時が明示されていないことと同様に、改良してほしい点なのだが・・。

注1 ; (☆)が付いた方法だと、ここ2年で一回だけ「電子証明書等特別控除」が適用される (ただし公的な証明書の場合だけ)。⑤や⑥や還付申告ではそれが適用外だということに気付いていないお方(ブログ)が見受けられる。

注2 ; ④ を薦めながら、それには不要なソフトのダウンロードコーナーをほぼ同じレベルに置いているのは無駄を通り越して危険だと思う。 「明示」 されていなくても、よーく読めば (頭の良い人には) 分かるんだと国税庁は言うのだろうが・・・。 公的なHPの命はユーザビリティーである。 法令書とは違うのだ。

注3 ; 電子的に提出した申告書を別途紙に一括印刷しておくには e-Taxソフト の方が手早くて便利な感じがするが・・。

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2008年1月20日 (日)

今年の e-Tax (2008)

今年もその季節がやって来た。 比較的には小さいが ワタクシ的には巨大な納税額のおじんは、所得税の確定申告の経験は17年で、内 e-Tax の経験は2年である。 その3回目の今年、私には一つ課題が増えた。 公的個人認証サービスの電子証明書の有効期限が一年前に切れているので先ずこれを取らねばならないからである。 切れたら直ぐに再申請を・・、実はしなかったのだが、理由は前にこのブログに書いた。 有効期間3年の証書を毎年たった一度しか使わないのなら、両3年の間に1年の休眠期間を挟んでもいいのだ。

ところで、確定申告は毎年2月中旬から3月中旬までだが、件の証書の再取得はこのタイムスパンの中でなるべく後ろの日がいい。 そうしないと、3年後には (証書の期限が来るので) 申告の日取りに余裕が無くなるからだ。 実は4年前に私が初めての住民基本台帳カードと共にその(チップの)中に公的個人認証の電子証明を入れてもらった時は、このタイミングに気付かずに、確定申告の受付初期にそれをしたのだ。 だからそれから3年後の昨年2月16日は大慌てであった。 その日に e-Tax の送信が上手く行かないと、個人認証の有効期限が来てしまうからだった。 幸い大過無くやれたのだが。

Etax2008 さて今年のタイミングはどうなっているのだろうか?。 そこで知りたいのは 「 e-Tax による(非還付の場合の)申告の受付開始日時 」 である。 実は昨年も分かり難かったことだ。 今、「確定申告」 をキーワードにして Google で検索するとトップに出てくるのは 「申告・納税は e-Tax 」 という国税庁の特設ページでへのリンクである。 そこへ飛ぶと、今年のイメージキャラクターは昨年の大河ドラマの信玄の正室役の 池脇千鶴 さんだと分かる (右上の画像)。 それはさておき私が求める情報はうまく見つからない。 いや見つからないのではなくて、それらしい情報があちこちに散乱していて、おまけにそれぞれがお役所的文言なので求める側に対して必要十分ではないのだ。

ちなみに、ここ①(本文10行目) と、ここ② と、ここ③ と、ここ④(本文終段) と、ここ⑤(質問1) と、ここ⑥ とは何れも国税庁のサイト内のページで、申告関連の受付日時に付いての記載がある。 これらを見れば見るほど、私の疑問であるところの 「 e-Tax による(非還付の場合の)申告の受付開始日時 」 は、はっきりしなくなってしまうのだ。 「 世界一便利で効率的な電子行政 」(本文11行目) の実現を目指すのだから、こんなに入れ込み過ぎのセクショナリズムでサンバラになっちゃったページ群を作らずに、善良なる市民が持つであろう疑問に的確に応える情報を整理整頓しておいてほしいものだ。

注 ; ちなみに上記の問いに対する昨年の正解は 「2007年2月16日00時00分」 であった。 IT の時代なのだから夜中の零時でも結構である。 が、その案内はかなり深いところまで調べないと見つからなかった。 今年の正解も上記と同順であろうが、そのことを「明示」する案内は今のところどこを探しても見つからない。 国税庁のQ/Aページから送った質問メール(1/20)への回答(1/21)によれば、当該サイトのトップの 「お知らせ」 を読めとのことである。が、時刻まで明示した答えは見つからない。 おじんのような一般市民は頭が悪いのだ。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)過ぎてなおセキュリティー (07.02.21)Javaテクノロジー (07.02.27)今年のe-Tax(4)(07.02.18)

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2008年1月 9日 (水)

メーリングリストとメールマガジン

インターネットが一般市民に活用され出してから未だほんの十年ちょっとしか経っていない。 その筋の専門機関に於いてはもっと前からであろうが、例えば電子メールがインターネット経由でグローバルに使えるようになったり、ネットサーフィンと称して世界中のホームページを訪れることが出来るようになったのはつい 15年ほど 前なのだ。 IT時代の流れの速さに驚くばかりである。

その中で、ユーザーが受身の形で情報を受けることが出来るものに、メーリングリストメールマガジン とがある。今日はこの二つを材料にして我が身辺のメール文化について考える。

メーリングリスト(ML)は 「運営者が掲げた一定のテーマについて、参加したユーザー達が随時に発信し、それが全員に配信されるメール型会員限定掲示板」 だと定義されよう。 沢山の無料MLサーバー(一覧例)のお陰で、その運営者には特段の費用無しに誰でもなれるのだが、運営の本質は所謂ボランティアである。 加えて、不特定多数のメンバーの勝手な振る舞いを統率するには、相当な技量や心臓や根気が必要で、時にこれらが破綻してしまうのであろうか、今までに私が参加したMLでも消滅したのが数多い。 また、運営者の個性が強くて包容力に欠けるのもあるが、ただそのこと自体がネット文化なのだから決して欠点だと言うつもりはない。

一方、メールマガジンの定義を 「受け取り側が受け取ることを承知しているダイレクトEメール」 だとしてみると、そのことを日本で最も活用した一例が小泉さんの 「内閣メールマガジン」 だと思う。 このように企業や団体による情報配信は世界一般な動きなのだが、現在わが国では個人が発行するマガジンが数万種もあって、日本には「メルマガ文化」があると言われる。 これらも無料の発行サービス (例) のお陰で印刷費も搬送費も要らないマガジンと言う訳なので、発行の動機と規律が持続する限り廃刊されることはない。 ただ最近は、配信の「依頼」や「承知」をした覚えが無いのに送信されてくる 「マガジンもどきメール」 が増えた。 それらの中身は概ね非善良なものばかりだ。

メーリングリスト と メールマガジン、両者の共通点は 「メールで配信」 されることである。現在は、HTML形式のメールが増えてきたので、その表示の形態は一般のホームページ(HP)と同じになり、更に昨今は、従来のHPの代りに ブログSNS という便利な「場」が出来たお陰で、情報の流れの様態は実に色々になった。 情報の質も多様で、我田引水的なリンクばかりのもの等、まさに玉石混交、残念ながら「石」が多くて「玉」が少ない。 まさに メーリングジャングル なのだ。

幸せなネット市民になるには、これら玉石を適切に識別する能力(情報リテラシー)をまず持つ必要がある。 これは今や国民教育の必須アイテムだと思う。 各自に、失敗しながら学んで行けと言うには、それによる経済的・精神的なロスが大き過ぎるのだ。

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2007年12月 6日 (木)

内閣メールマガジン

毎週木曜日には首相官邸からのメールマガジンが配信されてくる。 2001年に小泉内閣がこれを創刊して以来、続く安倍内閣から現在の福田内閣のものまで (自動的に継続されて) 受信しているもので、とくに精読している訳ではないが、その時々の政府の考えを直接知る機会を得ているような気持ちがする。 その6年あまり、「改革断行」内閣 から 「美国失速」内閣へ、そして今の 「平身低頭」内閣 へと、マガジンの内容の変化も激しい。

私には、小泉さんが時宜よろしく紹介された数々の故事や名言に教えられたことが何よりの収穫であった (例1例2例3例4例5例6例7例8例9)。 実は 小泉メルマガ の初代編集長は 安倍さん であって、長州人の彼も 吉田松陰 を初めとして幕末の偉人にからむ名言をいっぱい知っていたのであろうが、自分のメルマガではあまりそれらを紹介する機会もなく退かざるを得なかったのは気の毒だった(例外1)。 福田さんだってその種の薀蓄は深いのだろうが、ご性格からか 政治がらみからか そんな悠長な話は書いてはおられない。

Seifuinttv 小泉さんはメルマガをはじめとして IT時代 のメディアを積極的に活用されたように思う (←は2005年から始まった政府インターネットテレビのトップ画面)。 安倍さんのそれは、あちこちから吹き出す風が厳し過ぎて、メルマガの効能など吹っ飛んじゃった感じがする。 それを受けて、福田さんのそれには、真面目一方の論調になっていて、本人が書いたのかどうか分からない気がするのもある。 そのような腰の引けた雰囲気は配下の大臣のにも見られ、例えば、今日のに載っている文科相のお話の内容は、メルマガ としては内容が古くて、2日前に発表された筈の OECD による 国際学力調査 の結果 (←クリックすると詳しい内容が現れる) についてさえも何ら触れられていない。 そんなことに一喜一憂するなとのご信念なら大変結構なことだが?・・。

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2007年9月 8日 (土)

最近の迷惑メール(2007)

迷惑メールの様態 も時代に応じて変化する。 そこで今日は、私が受信した最近の約千通 (2007.08.23~09.07) についてそれを概観してみる。 16日間でこれだけ、即ち平均 63通/日 が来ているのだが、それでも昨年1月下旬の平均 122通/日 の半分近い。 逆説的だが、こうも減ったのは、もう 12年半も 私が自分のアドレスを変更もせず堂々と公開しているからかも知れない。 「このアドレスは頑固なおじんのだから、送っても効果無し!」 と、業界の「ホワイトリスト」に載ったのだろうか?。

今回調べて気がついたのだが、私が 「迷惑」 だとして メーラー(メールソフト) に仕分けさせていたものの中には 「善良」 なものがかなり入っていた。 例えば、情報検索・通販・旅行・金融・パソコンソフト などの分野で前にちゃんと メンバー登録 をして当該のサービスを享受していたのに、やがてそれらからのダイレクトメールを 「迷惑」 に思ってしまっていたのだ。 スミマセン!。 これらを差し引くと、純粋な迷惑メールは丁度 50通/日 になる。  内、半分強(29通/日) が表記も中身も英語(独語も含む)である。

もう一つ気がついたこと、それは怪しげな ファイル(.pdf や .xls が目新しいが) を添付したものがぐんと減ったことである (18通/16日間。昨年1月では67通/7日間)。 代わりに、HTMLメール が増えたのかも知れない。 が、私はメールを全て テキストで見る ことにしているので詳しい実態は分からない。 そもそも 「HTMLメールは見て分かりやすく楽しい」 なんて おじんには余計なことなのだ。

これら迷惑メールの目視判別は、最近の日本語のは直ぐに出来る。 おおむね発信者名がカワユイのだ。 件名も、もういいアイデアが尽きたのであろう、稚拙でアサッテなお誘い文句ばかりだ。 一方、表記(発信者名と件名)がアルファベットなものには注意が要る。 私宛には世界中の愛犬家から善良なメールが届くからだ。 そこで関係の皆さんには、件名の中に或る キーワード を含めてもらうように頼んでいるのだが、その効果は大きい。

英語メール の中の新顔は 「この株上がるよ・・」 と言うのだが、相変わらず多いのは、偽金融機関から送られて来る所謂 フィッシング目的 のメールSpammails である(30通/16日)。 それもこの夏以降は口座を開いていない!銀行からの (←クリック) が増えている。 それでも人は釣り上げられてしまうのだ!?。 釣れる確率は何億分の1、でもヤメラレナイ!。 そんな釣堀でも、一ヶ月で1億2千万円もの漁獲があった例があるのだという。 ともあれ、このような夥しい迷惑メールの来訪に おじんは「感謝」している。 そこに時代が見えるのだし、仕分けの時の軽い緊張感がボケ防止にいいからだ。

注) ; 関連記事 = 「メールアドレスを秘匿することは?(06.01.03)」「最近の迷惑メール(06.01.21)」「電子メールの日(06.01.23)」「ウェブメール(06.03.12)」「Web2.0 おじんの願い(06.07.19)」「携帯への迷惑メール(06.11.08)」「アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う)(07.04.07)」

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2007年8月17日 (金)

アナログディバイド(情操格差)

よく 「デジタルディバイド(情報格差)」 とは言うが、「アナログディバイド」 という言葉は(今のところ)存在しない。 それは、アナログはデジタルより低位にあると考えられてしまっているからだ。 でも現に、両者はまさに対極にあって、ともに人類の幸せを考える時の大事な局面であるような気がする。 そして、それらの優劣の関係についても従来のそれは実は「僭越なる幻想」であったことに気付くべき時が来ているのだと思う。

例えば今、日本のテレビ放送はアナログ方式からからデジタル方式に移行しつつあって、前者は2011年に全面的に廃止されるという。 確かにテレビ受信の状態は格段に素晴らしいものになったのだが、「おいてきぼり」 の問題は残ったままだ。 そして今考えるべきは、当人等が 「おいてきぼりはいや」 じゃなくて 「そのままでいい」 と言っていることについてだ。

ここで、デジタルディバイド の意味を 「デジタル社会について行けない人々の格差」 だとすれば、私が言う アナログディバイド とは、「情報機械化ばかりの世相を追っていて、自然物としての生命力や、人間本来の情操を喪失した状態」 を指す造語である。 あえて 「情操格差」 とでも言おうか。 それとも、「デジタルメタボ」とでも言おうか。 もちろんここでの 「ディバイド(格差)」 の程度は人によって様々である。 格差以前の段階で、日々の命をつなぐ事さえ難しい人々もこの地上に沢山居る。

しかし実は、このような 「残った人々」 の中にこそ、自然と共に人生を過ごすという、人類が失うべきではない 「時と場」 が与えられているのだと思う。 自ら意識しているか否かに拘わらず、好むか否かにも拘わらず、それこそ原アナログ的な貴重な世界なのだ。 旅に例えれば、駆け足ツアーやエゴツアーに参加して自然を愛でるよりは、もっと身近に愛でるものがいっぱいあるのだ。

人類は、言葉や文字や通信手段をものにして、それらを 「文化」 として急速に 「進化」 して来たのだが、そこには必ず 「自然」 との落ち着いた対話が(今までは)あった。 確かに人間も自然の中の一員であったのだ。 でも、これからの デジタル情報社会 を想うに、人間は人間の作ったものの中でのみ過ごして行くのであろうか?。 街で、アナ・デジどちらとも分からない状態の 「携帯」 を愛撫しっぱなしの若者を見ると、あきれるを通り越して実に気の毒に思う。 巷に溢れる 「デジタルの落とし穴」 を避けるには、堅固な情操が必須である。

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2007年6月15日 (金)

52年ぶりの吾が娘に・・(7)

「ウェブインタープリター Web Interpreter (翻訳サイト)」

Shenyang076n 長姉の中国行きの企ては急に思い立ったことで、行く方も迎える方も、双方お互いの言葉が全く分からない状態から始まったのである。 この春に、長年にわたりこの話を推して下さった先輩帰国者たちの努力のお陰で、先方への連絡方法が判明したのだが、そこへ電話を入れて途方に暮れたものだ。 全く会話にならなかったからだ。 多分、姉の長女が出たのであろう、先方は中国語で懸命に訴える風であったが、こちらは始めは日本語で、途中から片言の英語で喋ったのだが通じた風は無い。 この状態をどう締めくくるべきか困ってしまった私を見て、妻がとっさに 「シェーシェー(謝々=有難う)」 と耳元で囁いた。 それを言うと、あちらからも同じ言葉が何度も何度も返ってきて、それはこちらが受話器を置くまで続いていた。

次は、姉を我が家に呼んでおいて再び電話を入れた。 姉は 「大丈夫、話せる!」 と言ったのだが、繋いでみると双方が泣くばかりで、具体的には何も通じた様子は無かった。 でも、それよりはるかに大きな何かが通じた風であったから、それはそれで大きな進展であった。 以後、(先方の通訳が介在しての)日本語による手紙のやり取りが始まり、次いで、長女の息子との英語のメールのやり取りになって、今回の渡航の準備が急速に進むことになった訳である。 そして遂に、かの 「モバイルインタープリター」 のお陰もあって、52年ぶりの涙の再開が成功裏に終わったのである。

姉からの便りによると、その後彼女は中国語を急速に思い出しているようだ。 が、愛すべき 「二度童(にどわらし)」 を はるかに遠い 「楢山」 に放置したままにする訳には行かず、それにはメールがとても良く機能してくれている。 それも今は、向こうからは勿論こちらからも 「中国語」 で発信しているのだ。 ネット上の翻訳サービスのお陰である。 最近はその種のサービスも、主要なポータルサイトはもちろんのこと、他にも非常に多くの翻訳サイトがあって、そのほとんどが無料なのだから有難い(例1例2例3例4)。

インターネット上の 翻訳サービスの進展 とはすなわち 機械翻訳の進化 のことでもあるが、そこには中々の歴史があるようだ。 例えば、吾が現役の頃は技術協力の文書を英語に直すのに汗したものだ。 丁度、私が加入していたパソコン通信で日本初の 「機械翻訳サービス」 が始まった(ニフティーサーブ、1990)のだが、社内の翻訳担当君が 「使い物にならん!」 とプライド高く言っていたものだ。 現在はどうであろうか?。 現今の無料のサービスに文句は言えないが、使って見ると、その出来はサイトによってかなり違う。 がそれも、こちらが入力する日本語の出来次第なのだと分かってきた。

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2007年5月 9日 (水)

52年ぶりの吾が娘に・・(2)

「モバイルインタープリター Mobile Interpreter (携帯通訳)」

Shenyangap0752 5月初めは中国でも連休 (5/1~5/7 = 国際労働節) である。 その二日目の午後、瀋陽桃仙国際空港の入国通路のコーナーから、81歳の老婆とその弟夫婦が、カートに荷物を満載してゆっくりとした歩みで現れた。 若ければきっと、そちらで花束を持って待っていた二人の娘に向かってダッシュしたことであろうに、ただ片手を挙げてそれをゆっくりと揺らしながらの老婆の歩みを、付き添う私達も、迎える人々も、誰も急かすことは出来なかった。 52年間の別離から見れば、それはほんの一瞬の、贅沢な甘酸っぱい焦燥に過ぎなかったのだ。

老婆が29歳の時、満蒙開拓団の残留婦女引上げの誘いに抗し切れず、止む無く現地に残してきてしまった二人の娘は、当時 5歳 と 2歳、それが今、総計 15人 もの家族群になって、「グランマ!・・(お婆ちゃん!・・)」 と呼びながら感涙の抱擁を繰り返す。 送って行った私どもは 4日半 の滞在だけで帰国したのだが、その間も母娘3人の抱擁は何度も繰り返された。 それはまるで、双方の言葉がちゃんと通じているような情景であった。 そんな筈は無い。 何故なら、娘たちの語りかけは中国語であり、老婆の返事はほとんど日本語だったのだから。 でも、全て分かり合えている風であった。

実は、先方はちゃんと 通訳 を準備して待っていてくれたのだ。 が、その人は当の女性達の中に入る余地など無く、頼りにしたのは私である。 これから姉が瀋陽に長期に滞在するために、それに必要な手続きや打ち合わせがあったからである。 通訳をしてくれたのは、姉の長女の息子の友人の奥さんで、日本留学の経験があり、現在は日本企業の瀋陽支店に勤める美しい女性で、しかし妊娠3ヶ月とのことであった。 だから、こちらの慌しい日程に付き合わせることは危険であった。 実は私の妻は妊娠初期に2度も失敗していてその事は良く分かっていた。 ところが、今回の通訳の手法はまったく素晴らしいもので、それは言わば 「モバイルインタープリター」 とでも名付けたいような方法だった。

先ずは(通訳無しで)、中英辞書をめくりながら打ち合わせを進めるのだが、行き詰ると先方はやおら携帯で、自宅で休養中の彼女に助けを乞うのである。 日本人の精神構造を十分に理解しているらしい彼女の interpreter機能 はそれで見事に働き、私どもは1台の携帯をやり取りしながら十分に意思を疎通出来たのである。 日ごろ、携帯に 「使われているような」 人々を軽蔑の眼で見ていたのだが、これには心底から脱帽した私であった。

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2007年4月 7日 (土)

アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う)

多くの知人の中には、ご自分の メールアドレス を度々変える人が居る。 そしてそのことをネットの安全の為の堂々たる手段だと思っている人が居る。 が、それには異論がある。 極めて狭い世界で、例えば グループ や家族や携帯友達だけの間で使っていたメールのやり取りに、全くの他人が侵入してきたと言うようなケースならいざ知らず、社会生活の便宜として、不特定多数の相手を想定して取得した メールアドレス は無闇に変更すべきではないと思っている。

と思うのは、私が、「老犬がんばれ台帳」 という データベース を運営していて、世界中のかなりの人々への連絡が途中で不可能になってしまっているからだ・・・、と言う被害者的意識のせいなのだ・・・、と日頃思っていた。 なるほど、我がサイトにはその種の人々が集まる傾向があるのかも知れない。 しかし最近は、どうやらそんな小さい範囲の問題ではないと思うようになってきた。 第一に、アドレス を変えてもその効果が長続きしないようなのである。 そういう人の中には、変えたことによって今までの信頼や便宜を失ってしまったことに気付かぬままの人も居るようだ。

ところで、最近の通販など ネットサービス のサイトでは、個人の メールアドレス を当該の サイトへのログイン の為の ID として登録させるのが多い。 これだと、他にユーザー として記憶しておかなければならないのは パスワード だけになるので助かる。 ID なんぞに縛られないで、もっと軽くメールをやりたいのなら、別に フリーメール のアドレス(これを当人の ID として認めないサービスが多い)を取ればいい。 思えば自分の メールアドレス はこの世で唯一無二な訳で、立派な ID なのだ。戸籍や住所よりももっともっと唯一無二なのだ。 だから、ネット社会の今後を思うに、メールアドレス を変えないで済むような IT社会 の実現と、そういう文化の到来が望まれる。

でも今は、そんな姿勢のままの私のところに、毎日数百通の要らないメールが押し寄せて来る。 もう慣れてしまって、以前それらの処理用に使っていた専用ソフトも止めて、一つ一つ目視で消している。 大した時間が要る訳でもないし、早朝の目と頭のトレーニングにいい。 そしてなによりも、これをすると、今の世の陰部の一端を見るようで、いい社会勉強になるのだ。

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2007年2月27日 (火)

Javaテクノロジー

Java_etax 左の画像は、国税庁のサイト(ホームページ)にある 「申告書等作成コーナー」 を利用した時の終わり頃で、出来上がった帳票群を結合して一つのファイルとし、いよいよこれを国税庁のサーバーに送信しようとする段階で現れるものだ。 横 600ピクセル X 縦 400ピクセル の枠内に、湯気の立つ コーヒーカップ を前に 後光もどき の模様が回る。 これは、今からこの枠内で Javaテクノロジー が使われるよと前触れをする Sun Microsystems 社の誇り高き 動くロゴなのである(2007年中に別の新しいロゴに変わっている)。

その枠内では、「送信すべきファイルをユーザーのパソコン内で参照(把握)し」 ・ 「ICカードリーダーに挿入された住基台帳カード(公的個人認証サービス)で本人確認を行い」 ・ 「国税庁の受付システムにログイン(入場)して同時にファイルを送信し」 ・ 「システムからの即時受信通知を表示する」 という四つの手順が進行する。 大事なお金がからむようなサイトで、例えば金融や通販やゲームのサイトで、このように Java が働いている位置が見えるようなのを知らないので、ここでは何だか親しみを感じてしまった。

実は私が作成したサイトにもこれが現れる (例1例2)。 ただしそれらの エンジン部分 は専門書からの借用品で、そこに画像など自作の データ部分 を挿し込んだに過ぎない。 このように Java (①) は、ホームページの コンテンツ(内容) をより動的に多次元的にするための技術であるが、他にも色々な技術が色々な技術集団から生まれている。 その内、おじんが自分で付いて行けるのは JavaScript (②) と CGI くらいで、これらは大いに使わせてもらっている (例1例2) し、国税庁のサイトでも殆どのページで ② が多用されている。

① と ② は名前が似ていて、初心者には紛らわしいが、内容も開発者も全く別である。 ただ発表当時(1995)、① への世間の注目度が非常に高かったのでそれに便乗する思惑から ② のように命名(改名)されたらしいと言われる。 両者ともに今やホームページ作りに大いに役立っていて、その構築のための基本文法 (HTML) を一つの スタジアム だとすれば、さしずめ ① は競技者達であり、② は営繕兼進行係りとでも言えようか。 となれば、Flash は即ち チアガール かな!?・・。

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2007年2月21日 (水)

過ぎてなお セキリュティー

おじんの2月は e-Tax で明けて e-Tax で暮れた。それは一納税者としての感慨のみではなく、最近の IT を改めて実感した日々だった。 国税庁の 「確定申告等作成コーナー」 の末尾に搭載された Java のスマートな出来栄えについては後日書きたいが、今回は、その際にも遭遇した我がパソコン内の セキュリティソフト の勤勉振りについての感慨を書きたい。

それは、コーナー で作成した複数の 帳票データ を 国税庁 の サーバー に送信する前に、これらを結合して一つの データ にするところで起きた。 何度やっても 「結合」 せずに、出るのは 「ページを表示できません・・・」 と言う例の(他でもよく遭遇する) ブラウザー の警告画面ばかりだった。 思えば最近は、他のサイトでもこれがよく出る。 例えば他の人の ブログ に コメント を書き込もうとした時や、自分が管理している サイト に大きな ファイル を送り込もうとした時・・、そして先日は Windows Update に先立つ 「遠隔診断」 の際にも起きて慌てた。

そしてこれが、何時もではないから始末が悪い。 常に発生すれ (再現性があれ) ば当該アプリケーション(ソフト) の企業に相談することも出来るのだが、どうやらそのように 「安定した」 問題ではないようだ。 そして、細かい ロジック は分からないが、ある手段を使えばこれらの トラブル は必ず解決した。 それは、セキュリティーソフト を一旦 「無効にする」 ことである。 これから分かるのは、これら発信や 送信や アップロード を阻止しているのは我が PC の セキュリティーソフト らしいということである。

あちこちの サイト で勉強してみると、それはどうも 当該ソフト に搭載された ファイアーウォール という機能のなせる業のようだ。 この 「防火壁」 とやらは、外部からの 「火」 の侵入を防ぐのみならず、内側の 「非」 の漏出をも防いでくれるものらしい。 だからおじんは、これに向かって、 「過ぎたるは・・・!」 などと言うつもりはない。 凄く強力で 融通など効かない 「門番」 が居てくれるようでタノモしいからだ。 ただし、一旦眠ってもらった門番を、事後直ぐに起こし(有効にし)ておくのを忘れそうで、ちょっと怖い・・・。

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2007年2月18日 (日)

今年の e-Tax (4)

今月は、e-Tax を 「愛用」 している一市民として色々な思いを書いて来た。 そして今日は、それらの中から今後に向けての希望事項だけを纏めてここに残しておこうと思う。 実は過去3年、気付いた時毎に国税庁サイトのアンケートに書き込んで来たのだがそれらが具体的に反映された気配を感じない。 ただしここに書くのは、少しの給料と僅かな年金等 ささやかな収入だけの一老人の所見である。従って、具体的な指摘事項はもっと他にもあるに違いない。

1、一般市民で e-Tax を使おうとするのは 「白色申告」 の場合が多いのではないか。 一方、「青色申告」 は事業者向けであり謂わば申告手続きに慣れた人向けであろう。 よって当該システム内の諸メニューは、迷子予防のために、先ず白色申告関係があって次に青色申告関係が並ぶことが望ましい。 現状はその逆である。

2、一般の(還付申告ではない)所得税の電子手続き開始は 2月16日 の 午前0時 からである。 なのに、先ずここだけを見て、それが同日の 午前9時頃 からだと思い込んでしまっている人が多いようだ。 この誤解は、一般の仕事人にとっては当然起きる事で、このシステムの利用を阻害する一つの誤解になっていると思う。 しかも、これらの時間表案内は国税庁のサイトのトップページでは直ぐには見付からず、Q&A などを深く辿って行って初めて見つかることなのだ。

3、現行の e-Taxソフト では各種の収入額から当該の所得額を、また各種の保険や医療や寄付の支払い額から当該控除金額を算出するための算式等が格納されていない (国税庁のサイトにある 「申告書等作成コーナー」 ではちゃんと格納されていて自動的に計算してくれる)。 なので、e-Tax のユーザーはこれらの算式を別途 (手引書や当該サイトの別のページなどを見て) 把握しておかねばならない。 しかも、国費節減に協力して、手引書の送付を不要としている人も居るのだ。 だから、そんな算式くらいは当該ソフト内に搭載しておくべきである。

4、新たに e-Tax に挑戦しようとして、事前準備の途中で、又は入力の途中で挫折している人が多いのではないか。 その理由として、ユーザー側の 「ITリテラシーの不足」 を挙げてはならない。 ただ現実はその通りで、多くの人が、現行のシステムに途中から付いて行けなくなっていると思うのだが、でもそれは 「システムの未熟が原因」 だと考えるべきである。 IT社会における ユーザビリティー とはそういうもので、電子申告のシステムも今や例外では居られないのだ。

5、e-Tax なのに、所轄の税務署へ別途郵送しなければならない書類が多い。 が、今年からそのための 料金受取人払いの緑色封筒 が与えられたので、当分の間はこれでいいように私は思う。 なぜなら、郵送のために書類を整理することが、申告用のデータを正確に把握するための助けになっているのだし、年単位の自分史を垣間見る機会にもなっているからだ。 別途郵送の書類がきっぱりと必要無くなるのは、住民基本台帳をハブとして全ての公的な文書がリンクされた暁なのだろうと思う。 それに向けての国民的な合意はまだまだ遠い理想のようだが、それは e-Tax だけの課題や責任だとは言えない。

6、来年又は再来年の申告時には e-Tax のユーザーになった際の初期費用を 「還付」 してもらえるらしい。 私の場合は電子証明書 (有効3年) の発行に\500、住基台帳カード (有効10年) の発行に\500、カードリーダーの購入に 約 \4,000 掛かっていたから〆て \5,000 だが、でもこれらの有効・耐用期間は有限であり、掛かった費用はそれだけでは無い。 そしてこのために流した汗も多い。 しかもこの電子証明はただ e-Tax だけに使っているのが一般市民の現状なのだ。 だから、当分の間は 「電子申告特別控除」 のようなものを設けるべきである。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)過ぎてなおセキュリティー (07.02.21)Javaテクノロジー (07.02.27)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2007年2月16日 (金)

今年の e-Tax (2)

H18etaxrcv 2月16日は所得税の確定申告の初日(還付の場合は別)、私はこれを e-Tax で早々に済ませた(右の画像はその受付済みメールである)。 義務も権利もその行使は直ぐにやる主義である。 と言うのは嘘で、実は (e-Tax に必要な) 「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」 の有効期限が今日までだからであった。 なぜそんな微妙なタイミングなのかと言うと、3年前の確定申告時期に臨んで、区役所からの案内でこれを取ってカードにしたのが 2月17日 だったからである。

公的個人認証サービスの有効期間は3年、そのデータを格納している 「住民基本台帳カード」 の有効期間は10年、それを使う e-Tax の受付期間は毎年 2月16日 から 3月15日 まで・・・。 以上の3つのタイミングをじーっと眺めると、(他に使う目的が無い場合は) 認証サービスの更新を 3年おき にきちんとする必要はなく、ほぼ 4年おき で良いことが分かってくる。 期限が切れても、次の申告時期までのほぼ一年は放っておけばいいからだ。 他にカードが必要な事態が起きれば話は別だが・・。

ところで、このカードを e-Tax のような電子申告で使うには 「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」 という長ーい名前のパソコンソフトが必要である。 それは区役所などでカードを発行してもらう (500円) 時に付いてくる。 私が3年前にもらったのは ver1.0 であった。 それが昨年 ver2.0 に改変されていたようだが、その案内は区役所からもどこからも無く、先ほど電子申告作業の最終段階になって初めて知った。 慌てて (申告作業を一旦停止して) 我がパソコンに ver2.0 をダウンロードして インストールして、カードリーダーとの接続設定をしたのだが、初心者ではここできっとパニックになって先に進めなくなったであろう。

前の記事に書いた 「帳票群の所在不明事件」 もそうだが、e-Tax に関わる諸システムや市民誘導のためのサービスにはまだまだ改善の余地がありそうだ。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2007年2月 4日 (日)

今年の e-Tax

所得税の確定申告の月がやって来た。 年にただ一度、善良なる国民として、おじんがシャキッとする2月である。 一昨年は、国税庁ホームページでの 「申告書等作成コーナー」 を利用してその結果を印刷して郵送する方式を、そして昨年は e-Tax(国税電子申告・納税システム) をそれぞれ利用した。 思いは色々とあったが、経過はそれなりにスムーズであった。 今年(2/16~)は更に簡便にやれるのであろうか、と 当該ソフト の最新版(1/22付け)を導入して、そのテストランをして驚いた。 昨年、とても便利に使えた電子帳票(申告に必要な書類群のこと)の一部が、今年のには搭載されていない(ように見えた)のだ。

私が気が付いたのは、「収支内訳書」 という帳票群(3種類)が消えている(ように見えた)ということである。 これらは昨年のにはちゃんと載せてあって、そのフォームにはパソコンを使って電子的に細かい事項を打ち込めるので、書痙 の私にはとても助かるものであった。 今思うと、これこそ私が e-Tax を利用してきた一番の理由だと言える。 それが何故、今年のから消えてしまったのだろう?。 代わりにとて、「申告書等作成コーナー」 の「所得税の確定申告書」の中を調べると、ここでも、オンラインで記入出来るような 「収支内訳書」 へのリンクが見付からない(一昨・昨年は確かにあったと記憶している)。

あいにく私は昨年の申告書送信の際に、「行政コストの削減の観点からもご協力をお願いします」 という国税庁のアナウンスに応えて、次期からの確定申告書(の用紙や説明書)等を 「送付不要」 としていたので、今や上記の事態の理由や対処方法を知る手段も無い。 残された方法は、当該帳票の フォーム を ダウンロード してこれに記入して別途郵送するしかない。 でもそのフォームは PDF形式 なのでそこに記入する方法は電子的ではなく手書きしかない。 これでは数年前に逆戻りだし、書痙の私にはとても苦痛なのだ。 何故こんなことになったのであろうか?。

Etaxannex この疑問を、国税庁サイトの 「Q&Aコーナー」(2/2) や 「アンケートコーナー」(2/5) に書き込んでおいたのだが、未だ応答が無い(追記1)。 「 電子申告」・「電子納税」・「電子政府」 など 今後不可欠と思われる IT 化へのユーザー誘導の理念がどこかで損壊している。 このままでは e-Tax のこれからが思いやられる。 だから、先日既利用者向けに送られてきた、折角の 「添付書類提出用封筒(郵送料受取人払)」 の緑色がなんだかとても空しい・・・。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→  今年の e-Tax (2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

追記1 ; Q&Aコーナー からの回答が 2/5 の 21:40 に配信された。 「 e-Taxソフト を最新版にするように・・」 という、定型文らしきものであった。 そんなの分かってるし既に済んだことだ。 お忙しいのか、こちらの質問をよく読まずに返信しているように思えた。

追記2 ; 上記の疑問は 2/6 の朝 e-Tax の ヘルプデスク に電話をして解決した。 原因は、昨年の経験で安心して、私が今年の初期設定のところで、表示された上位のメニューに抵抗も無く入ってしまったからであった。 実はそこは青色申告用であって、白色申告用の帳票群はその下位に並んでいて、選択用の小窓からははみ出していて見えなかったからである。 おじんの早とちりであった。 しかし、あの小窓では、ここは青色申告用だというツリー表示もはみ出てしまって見えないし、第一「白色」が「青色」より下位だというのも クヤシい!

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2007年1月20日 (土)

ビスタ遠望

今月末にパソコン用OS(基本ソフト)の Windows Vista が発売されるらしい。 新しいものが大好きな人には、約5年ぶりのワクワクするイベントになるのだろう。 家電店の広告を読むと、まるでもう Windows XP はオシマイだと言っているようにも見える。 でもそれは、これからパソコンを新調しようとする人にとっては正解と言えるかも知れないが、おじんのように Windows 以前の BASIC(正確にはOSではないが) の時代からのユーザー(1980~)としては今 トキメクものは何も無い。 むしろ、過去にあったように、新OS のために 旧OS へのサポートがないがしろにされるのではという心配の方が先にたつ。

既に現役を引退していても、私の場合、パソコンは生活の必需品である。 世界中の愛犬家とメール(例1例2)をやり取りしたり、庭の花のデジカメ写真を楽しんだり(例1例2)、手紙や賀状を作ったり、ささやかにホームページを運営したり(例1例2例3例4)・・・と、様々な生き甲斐を与えてくれている。 さらに、日常の諸料金税金の支払いも、好きな旅行のための事前調査も手配もこれでやれる(例1例2)。 昔懐かしいプロジェクト現場の今の姿(衛星画像)もこれで見ることが出来る(