ネット取引

2008年6月21日 (土)

シティズンズリテラシー(振り込め詐欺被害者数に思う)

今日から 「振り込め詐欺被害者救済法(被害回復分配金支払い法)」  が施行される。 これは、日本の預金保険機構や金融機関が、この種の詐欺に使われたとして凍結した口座の残金を、被害者に按分で返還するためのより簡便な手法を定めたものだ。 被害者にとっては大変有難かろう。 自分のお金が少なくて、だからそれにしっかりとしがみついている おじん にはあまり関係無い法律 (いつかお世話になるかも!) だが、驚くのはその被害者の多さである。 その標的は主に高齢者であり、高齢者の中でも生活弱者、なかんずく情報弱者が餌食にされているようだ。

中には、世の中にこのような犯罪があると言うことさえ未だ知らないお年寄りが居るのであろう。 苦労をして貯めたお金を、小難しい ATM のボタンを操作して送金するという、身内を思う行為は善良以外の何ものでもない(中には強欲の結果みたいなのもあるらしいが)。 しかしおじんは、「そんなバカな!」 とあきれてしまう。 そして、社会がその防止や救済に力を注ぐ前に、当事者自身がそのあるべき 「力」 を持って欲しいと思う。 それは、一般市民としての 生活力 と言うよりもっと根本に持つべき 「市民力」 のことだ。

ここで言う市民とは、自由経済と法治の下に生きる全ての人々のことであって、その 「力」 とは 「常識と良識を保持する力」 のことである。 生活格差 とか 情報格差 の底辺に甘んじてしまって、この種のミニマムな シティズンズリテラシー (citizen's literacy) まで放棄していては、現今の 「狼たち」 の餌食になってしまうだけだ。 ただ、現にそういう力の無い人々を責めるのみではいけなかろう。 金も力も無いよ、でも幸せな余生なんだよ、と、誰もがこんな風に言える社会が来ること、それが望ましい。

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2007年9月 8日 (土)

最近の迷惑メール(2007)

迷惑メールの様態 も時代に応じて変化する。 そこで今日は、私が受信した最近の約千通 (2007.08.23~09.07) についてそれを概観してみる。 16日間でこれだけ、即ち平均 63通/日 が来ているのだが、それでも昨年1月下旬の平均 122通/日 の半分近い。 逆説的だが、こうも減ったのは、もう 12年半も 私が自分のアドレスを変更もせず堂々と公開しているからかも知れない。 「このアドレスは頑固なおじんのだから、送っても効果無し!」 と、業界の「ホワイトリスト」に載ったのだろうか?。

今回調べて気がついたのだが、私が 「迷惑」 だとして メーラー(メールソフト) に仕分けさせていたものの中には 「善良」 なものがかなり入っていた。 例えば、情報検索・通販・旅行・金融・パソコンソフト などの分野で前にちゃんと メンバー登録 をして当該のサービスを享受していたのに、やがてそれらからのダイレクトメールを 「迷惑」 に思ってしまっていたのだ。 スミマセン!。 これらを差し引くと、純粋な迷惑メールは丁度 50通/日 になる。  内、半分強(29通/日) が表記も中身も英語(独語も含む)である。

もう一つ気がついたこと、それは怪しげな ファイル(.pdf や .xls が目新しいが) を添付したものがぐんと減ったことである (18通/16日間。昨年1月では67通/7日間)。 代わりに、HTMLメール が増えたのかも知れない。 が、私はメールを全て テキストで見る ことにしているので詳しい実態は分からない。 そもそも 「HTMLメールは見て分かりやすく楽しい」 なんて おじんには余計なことなのだ。

これら迷惑メールの目視判別は、最近の日本語のは直ぐに出来る。 おおむね発信者名がカワユイのだ。 件名も、もういいアイデアが尽きたのであろう、稚拙でアサッテなお誘い文句ばかりだ。 一方、表記(発信者名と件名)がアルファベットなものには注意が要る。 私宛には世界中の愛犬家から善良なメールが届くからだ。 そこで関係の皆さんには、件名の中に或る キーワード を含めてもらうように頼んでいるのだが、その効果は大きい。

英語メール の中の新顔は 「この株上がるよ・・」 と言うのだが、相変わらず多いのは、偽金融機関から送られて来る所謂 フィッシング目的 のメールSpammails である(30通/16日)。 それもこの夏以降は口座を開いていない!銀行からの (←クリック) が増えている。 それでも人は釣り上げられてしまうのだ!?。 釣れる確率は何億分の1、でもヤメラレナイ!。 そんな釣堀でも、一ヶ月で1億2千万円もの漁獲があった例があるのだという。 ともあれ、このような夥しい迷惑メールの来訪に おじんは「感謝」している。 そこに時代が見えるのだし、仕分けの時の軽い緊張感がボケ防止にいいからだ。

注) ; 関連記事 = 「メールアドレスを秘匿することは?(06.01.03)」「最近の迷惑メール(06.01.21)」「電子メールの日(06.01.23)」「ウェブメール(06.03.12)」「Web2.0 おじんの願い(06.07.19)」「携帯への迷惑メール(06.11.08)」「アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う)(07.04.07)」

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2007年4月 7日 (土)

アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う)

多くの知人の中には、ご自分の メールアドレス を度々変える人が居る。 そしてそのことをネットの安全の為の堂々たる手段だと思っている人が居る。 が、それには異論がある。 極めて狭い世界で、例えば グループ や家族や携帯友達だけの間で使っていたメールのやり取りに、全くの他人が侵入してきたと言うようなケースならいざ知らず、社会生活の便宜として、不特定多数の相手を想定して取得した メールアドレス は無闇に変更すべきではないと思っている。

と思うのは、私が、「老犬がんばれ台帳」 という データベース を運営していて、世界中のかなりの人々への連絡が途中で不可能になってしまっているからだ・・・、と言う被害者的意識のせいなのだ・・・、と日頃思っていた。 なるほど、我がサイトにはその種の人々が集まる傾向があるのかも知れない。 しかし最近は、どうやらそんな小さい範囲の問題ではないと思うようになってきた。 第一に、アドレス を変えてもその効果が長続きしないようなのである。 そういう人の中には、変えたことによって今までの信頼や便宜を失ってしまったことに気付かぬままの人も居るようだ。

ところで、最近の通販など ネットサービス のサイトでは、個人の メールアドレス を当該の サイトへのログイン の為の ID として登録させるのが多い。 これだと、他にユーザー として記憶しておかなければならないのは パスワード だけになるので助かる。 ID なんぞに縛られないで、もっと軽くメールをやりたいのなら、別に フリーメール のアドレス(これを当人の ID として認めないサービスが多い)を取ればいい。 思えば自分の メールアドレス はこの世で唯一無二な訳で、立派な ID なのだ。戸籍や住所よりももっともっと唯一無二なのだ。 だから、ネット社会の今後を思うに、メールアドレス を変えないで済むような IT社会 の実現と、そういう文化の到来が望まれる。

でも今は、そんな姿勢のままの私のところに、毎日数百通の要らないメールが押し寄せて来る。 もう慣れてしまって、以前それらの処理用に使っていた専用ソフトも止めて、一つ一つ目視で消している。 大した時間が要る訳でもないし、早朝の目と頭のトレーニングにいい。 そしてなによりも、これをすると、今の世の陰部の一端を見るようで、いい社会勉強になるのだ。

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2006年12月13日 (水)

ネット社会の安全

「ネット社会の安全 どう守りますか」、12月9日のNHKの討論番組を見た。 一筋縄では括れないテーマであるだけに、予め準備されたアンケート回答用の選択肢もピントが合わないものが多くて、ゲストのセンセイ方から不満が出ていた。 「やらせ」 は勿論いけないが勉強不足や準備不足も頂けないよ NHK様 ・・。

ところで、私達一般市民はネットでの安全を守るためにどうあるべきなのか?。 このことを番組では、情報発信側の 企業 や 個人 の、そしてそれらに規制を行う側の 親 や 警察 や 国 のあり方にのみ論議が集中して、結局、ネットの「自由」と「規制」についての討論会みたいになってしまった。 だから残念ながら、市民が自らの安全を守るための方策については、いいヒントを提示出来たとは言えない。

3時間近いこの番組で、終始私が注意していたのは、一般市民のあるべき ネットリテラシー についてどんな考えが開陳されるのか・・であったのだが・・・。 これについての日頃の私の思いは、個々人が必要最小限の知識を持って、自信を持ってネット社会を泳ごうと言うものである。 今や社会のあらゆるサービスがネット化されている時に、これに疎い高齢者や子供達がそのウミに溺れてしまうのは自明のことである。

だから、ネットをあまり知っていないと思われる人々が、そのネット企業の繁栄を期待して、見事に騙されて投資をしてしまうのだし、 ATMをあまり知らない人が、欲望の赴くままに、そして耳元の携帯がしゃべるままに、そのボタンを押してしまうのだ。 大事なのは、事件が起きてから騒ぐことではなく、国民の誰もがそういう深みに溺れないように、あるべき最小限のネットリテラシーを持つことだと思う。 犯罪者は、おのれより賢くない市民を餌食にする。 早くしないと、このようなデジタルディバイドを衝いた犯罪はこれからもどしどし登場して来るであろう。

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2006年10月18日 (水)

旅先のインターネット(5)

「ドイツ鉄道のネットサービス」

Icekoelnmainz_1 私どもの南ドイツの旅の楽しみの仕上げは DB=ドイツ国鉄 を利用することであった。 宿をとった マインツ から ビンゲン 迄は① RB(Regional Bahn = ローカル普通列車)で、(そこから船で ライン河を下り) コブレンツ から ケルン 迄は② IC(Inter City = 都市間特急)、帰りに ケルン から マインツ 迄は③ ICE(Inter City Express = 都市間超特急)を利用した。1994年に民営化されているのだから、DB を国鉄と呼ぶのは正しくはないが、その規模やサービス形態はいい意味でまさしく国鉄である。

そのサイトでは、英語で、ドイツ国内の全ての駅と列車について、時刻表設定期間内(今は12月9日迄)の希望する列車の検索が出来る。 同じような地名や駅名が他にもある場合は、親切に プルダウンメニュー が現れて正しいものを選択するように指示される。 たった一つの便でなく、幅のある検索結果が出るし、それより早いのも遅いのもボタン一つで追加検索が可能だ。 結果を絞って、そのまま予約のページに入って、(行程101km以上なら) クレジットカードを登録して、自分のパソコン上で発券も出来る。 が、そこまでしなくても、今回は 時刻表検索 だけで非常に役立った。

Dbdocuments クレジットカード は駅頭でも使えて、両替をする手間やレート上の不利を回避出来るのでとても便利だ。 今回の切符は、①は短距離なので プラットホーム にある券売機で現金で (早朝出勤らしき女性に教えてもらって)、②も現金で (券売機の前で巡回していた職員氏に教えてもらって)、③はクレジットが使える券売機で (ここでも巡回職員を探し出して) 短時間で購入することが出来た。 右上の画像は当日に券売機から出力された ドキュメント の数々である (上左が①、右が②、下が③)。  ③の内、先ず客の希望に合う便を教えてくれるのが中央のカードで、これを見ながらモニター上で希望の便を絞れば、人数記載の一枚の切符(左)が出てきて、同時に クレジット決済終了 の インボイス (右)が出力されるという手順だ。

今調べてみると、日本での鉄道旅行にこのような便利さは見付からない。外国からの観光客は、あらかじめ旅行社に頼んで必要な切符を発券してもらっているのだろうが、インターネット から細かい情報や予約・発券を得たり、旅先で自由な旅程を創り出していくスリルはない。 これでは、「観光立国日本」なんてかなり遠い話だと思う。

注);コブレンツからケルンに向けて乗車した時、大きな荷物を棚に上げるのを手伝ってあげた娘さんが私どもの座席を見て、あちらの席へ移るようにとすまなそうに言った。頭上のサインを指して教えてくれたのだが、その席は予約がしてあったのだ。そのサインにはどこからどこまでと表示があって、その区間に障らなければ座ってもいいらしい。DB では、自由席車と指定席車という区別ではなく、自由席の中で客の購入によって予約席が逐次電子的に指定・表示されるシステムらしい。 座席の無駄を防げるので、とても合理的だと思った。

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2006年10月 9日 (月)

船上の斉唱 「ローレライ」

Lorelei01 私共の南独の旅の第7日目はライン下りで始まった。 宿のある古都 マインツ もライン河畔にあるが、いい時刻の船が無かったので、やや下流の リューデスハイム から (コブレンツ まで) 乗船した。 その乗り場迄は早朝の国鉄とフェリーを使ったのだが、結局これでタクシーと国鉄と民間フェリーと (コブレンツの) 市営バスの利用を経験出来たことになる。 実は、国鉄ライン観光船 もインターネットで予約も発券も出来るのだが、予約ではかえって時間に縛られるので、なりゆき買いをしたのである。 これで一つ得をした。 月曜と金曜は窓口で、60歳以上だと宣言すると船賃が半額になると知って、ちゃっかり利用したからだ。

さて、ライン河下りのハイライトは リューデスハイム から ザンクトゴアール までと言われていて、事実この区間に数々の河畔の古城や かのローレライも眺められるし、日本からのツアーの殆どがこの前半区間で切り上げて行く。 私共が コブレンツ まで延ばしたのは、そこ迄が世界文化遺産の区間であることと、後半の (日本人団体が居なくなった後の) 静かさの中に本当の旅情が味わえると予想したからである。 予想通り、食事も そのオーダーを含めて (妻は肉類を受け付けないので、メニューを前にしてウェーター嬢にコンサルタンツをお願いするのが常だから) とてもゆっくりと出来たし、何よりも周りの席のオーストラリア人の団体が素晴らしいものであった。

彼らは途中の港 バッハラッハ (バッカスの祭壇という意味でワイン飲み達の聖地) から乗り込んで来たのだが、先ず全員デッキに集合して、間もなく船が ローレライ の岩崖に近づくと椅子から立ち上がった。 そして、あの歌の合唱が始まったのである。 聞いていてそれは真に ローレライ の爽風に相応しいものであった。 妻は感動してしまって、大きな声 (の日本語) で斉唱に参加していた。 私は慌てて、デジカメの動画機能を入れてシャッターを押した。 そのまま、メモリーがパンクするまで押し続けた・・♪。

Lorelei04 Sydney Wales Chore (ウェールズ出身で豪州シドニー在住の合唱団) というネームを付けた赤いユニフォームをみな着て、とても格好がいいシニア達に 周りから大きな拍手が贈られたのは言うまでも無い。 彼らは、先祖の国イギリスへの 30日のツアーの途中だとのことであった。 画像はその時の動画から切り取ったものである。 また下記の「ダウンロード」をクリックすると彼らの歌声が (前半20秒は英語で、後18秒はドイツ語で) 聞こえる。

ダウンロード LoreLai01.mp3 (572.2K)

注);下の画像の中の光柱は偶然に入ったものだ。右から左にカメラを回して、もはや船尾の向こうになってしまった ローレライ の岩崖にレンズを向けたら、突然雨上がりの空から差し込んできたものだ。 私共の旅の無事を祈っていてくれている多くの人々の有難いお気持ちがそこに光って見える気がした。

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2006年9月24日 (日)

ロマンチック街道へ

Rothenburg 10月初めに、念願のドイツロマンチック街道をレンタカーで走る予定である。 念願をしていたのは妻の方だが、彼女は全くの方向音痴で地図も読めないから、準備もガイドも私の役目だ。 当初はその街道がどの辺りを走っているのかも知らなかったのだが、調べているうちに、そこは約40年前に私がダム建設の実地研修をした「黒い森」地帯からそんなに遠くないことが分かった。 それならついでにと、昔懐かしい現場と、設計研修をしたケルン市とを旅程に加えることにした。

Schwarzwald 従って今回の旅の前半はロマンチックに、後半はセンチメンタルに・・ という事になる。 荷解きや荷造りが面倒で、宿を換えるのが嫌いな性分だから、前半はローテンブルグに4泊、後半はマインツに2泊として、希望の道程はレンタカーで稼ぐことにした。 懐かしいケルンに泊らずにはるか上流のマインツとしたのは、ライン河下りの便を考えたからである。 その上りはドイツ新幹線にする予定だが、多分大丈夫だろう。 レールは2本だし、確率論的に言えば事故はもうしばらくは起きない筈だからだ。

ところでこの旅の手配は、航空便も、宿も、レンタカーも、全てネット上で済ませた。 お陰で、ネット予約割引のみならず、早期予約割引や早期決済割引など、かなり高率な値引きがあることを知った。 ドイツの鉄道もネット上の予約発券サービスが充実しているが、発車時間を気にしての見物は楽しめないし、列車の本数も多いので、予約無しのなりゆき乗車をすることにした。 そして、折角の旅の思いをセンチメンタルに記録するにはやはり IT が欠かせない。 私は書痙(手のふるえ)がひどくて筆が握れないし、旅先でも情報の受発信は肝要だから IT の便宜が頼りなのだ。

Mainz 持参するのは無線LAN が使える新調のノートパソコンだ。 今回の準備で知ったことだが、欧米の宿のホームページでは "Free Wireless Lan" ( =無線LANが使い放題 )という表示が目立つ。 ちなみにローテンブルグの宿は木造らしく、部屋まで電波が届くとある。 使い勝手は未知だが是非挑戦してみたい。

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2006年8月11日 (金)

永遠なるダイエット

私の左脚には常にシビレがある。 いわゆる坐骨神経痛である。 5年前に、重い荷物を持ち上げようとして(再び)ギクっとなったのだが、そもそもの初回は30歳頃にやっている。 それで当時はきついコルセットを装着して仕事をしたものだが、32歳の時に乾燥地のイランの現場に赴任したら、初日から痛みは消えていて持参したコルセットは一度も使わずに済んだ。 だから私の 「ギックリ腰」 はもう直ったものと思っていたのだが・・。 現在の症状の診断名は 「腰椎椎間板症」 で、更に詳しく言うと 「脊柱管狭窄症」 らしい。 医者は言いにくそうに 「昔のとは関係無いかもね。今度のは歳のセイ・・」 とのたもうた。

歳が原因なら、年寄はみんな罹ってる筈だが・・と スネた気持ちになる。 天気の悪い(低気圧の)日に腰がドーンと重いのは昔と同じだ。 今は、好きな日曜大工で重いものを持ったり、背伸びをしてする作業が悪いようだ。 そういう時でもオーダーメイドのコルセットを着けると安心して仕事がやれる。 そして、最近分かってきたことが一つある。 思えばそれは、先のお医者様の忠告の中にもあったような気がするが、当時のスネた身にはその事がよく飲み込めていなかったようだ。

それは 「坐骨神経痛の重さ」 と 「体の重さ」 とは比例する・・と言うことだ。 以前、NHKの 「ためしてガッテン」 でやっていた 「ダイエットの秘法」 をためしてみて、そのなるほどの効果 (右下図をクリックされたし) と、確かにそのころには腰痛の思い出が無いことに、今気付いたのである。 ただし、その効果にいい気になってばかりで、いつの間にか秘法の励行を止めたら、ちゃんとリバウンドしてたことにも気付いた訳だが。

Taijuukiroku その秘法とは 「毎日、自分の体重のグラフを付けること」 だけ。 どんな食事をしろとかするなとか、どんな運動をしろとかなどということは二の次の課題であり、個々人のチョイスだという説明だった。 さて今 ネットで検索すれば、ダイエットに効く ○○ や △△ がゴマンとヒットするが、そんなものが効くのは 「おサイフの減量」 だけ。 それよりも、毎日右肩下がりの体重グラフを眺めることが出来れば、それがなによりの薬でありゴチソウなのである。 と、今日もガンバル私である。

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2006年5月21日 (日)

ハイタッチ

Cairnspier 「ケアンズの空港でハイタッチしましょう!」。 私どもの4人旅の「現地集合」が上手くいくのかどうかだけが心配だった妻を安心させようと、A子が言ったことである。 彼女は一人で成田から、私共とB子の三人は名古屋からの発着であったからだ。 A子は長男の妻で首都圏在住、B子は次男の妻で中京圏在住である。 妻は 「全員名古屋から・・」 を望んだのだが、今時そんな面倒なことをしなくてもと、別々のフライトを頼んだのである。 こう言う場合は今のところネット予約の特典が得られないようだったが、それほど不利なことでは無く、旅行社も慣れたことのようだった。

ところが、早朝(4:10)のケアンズ空港で出迎えてくれた旅行社の職員さんに、成田便の到着を2時間近くも待つのでなく、3人はホテルで休むように強く勧められた。 折角の早朝チェックインのオプションを利用すべきだとの心だったのだろう。 「ハイタッチはホテルのロビーで出来るさ・・」 と、しぶる妻を説得して、他の客たちと一緒にホテルに「配達」をしてもらった。 荷解きをして一服してもまだ時間がありそうだから、それに空港はとても近いのだから、3人でタクシーで出迎えに行こう・・ などと心配する妻を慰めていた。

ところが、ホテルで出迎えてくれた旅行社の(別の)職員さんのとても丁寧な説明のお陰で、時間は少しも余らなかった。 一服に入る前に、もうA子が現れたからである。 結局、ハイタッチはホテルのロビーでも出来ずに、未だ暗い長ーい廊下の途中で 「シー!っ」と、口に指をしてからやったのだった。 歓声の下での全員集合では無かったが、旅行社の手馴れた手配に感心しながら、楽しいケアンズ滞在の始まりを予感した。

嫁としてよりもむしろ娘として、彼女の「日ごろの行い」を見ている妻にとっては、A子はいつまでも 「こども」 なのであろうか。 そして、もう一人の娘 B子 が加わってからまもなく1年になる。 この愛すべき二人と一緒に旅が出来るなんて、とても幸せな気持ちなのだ。

注) ; 写真(クリックすると元のサイズになる)の中央、三つの緑屋根に繋がれた青い低層の建物が、今回の宿 Shangri-La Hotel である。 そのやや右の楔形の青緑は市営の海水プールである(無料)。 ケアンズの海岸は干潟(泥)なので泳げない。 背後の山々は世界遺産の クイーンスランド湿潤熱帯地域」 である。 この地域は(熱気球のパイロット氏の話によれば)コアラには熱過ぎるので自然には生存してしないと言うが、あちこちの動物園にはいっぱいいる。

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2006年5月 2日 (火)

ネットの効用

インターネットの効用を今更に言うのもおかしいし、そんなの当然な話だと言われるだろうが、最近私にとっては一つの発見と言えることがあった。 それは、海外旅行の手配と費用についての発見である。 一昔前の海外旅行(出張)の便や宿の手配は勤め先の庶務担当の責任で、実際はそこがエージェントに外注していた訳で、それが一般的だった。 おそらく今もそうだろう。

しかし年金生活の現在、例えば海外旅行の手配などをするのに昔の便利さに頼ってばかりでは能が無いのではという気がしたのだ。 実は1999年に、大学同級の還暦記念でタイ国への同伴旅行の幹事をしたのだが、その時は経験も無く 23人という所帯だったので大手の旅行社に頼んだ。 が同時に、自分でもインターネットで現地の情報を調べ、その頃すでに便利な情報が溢れていて色々と参考に出来た。

そして今年、私共は嫁二人を誘って連休明けのケアンズ旅行を計画している。 結局、航空便とホテルは旅行社のコース商品を使ったのだが、それは、航空会社やホテル個々のオフィシャルサイトでの通常料金の合計よりも商品の方が安い催行日があったからである。 勿論個々のサイトでは、日により質によりはるかに安い選択肢も並んでいる。 これらを組み合わせて自分に最適なチョイスをすればいい訳だが、現在の旅行社のパンフではそれが既に非常に細やかに組み合わされ区分されて商品化されているのだ。

従って、今回自分で手配したのは現地のオプションツアーのみである。 それも各催行会社のサイトに示されている正規料金よりも、現地の仲介企業を通した(クレジット決済の)ネット予約の方が安上がりで、便利だと気が付いたのだ。 この業界も乱立気味なようで、商品情報も価格も顧客サービスもサイトのユーザビリティーもいずれも激しい競争の中にあることがうかがえる。 勿論、それらのサイトはみな日本語OKであり、ケアンズ関係だけで10社以上 (#1) も見つかる。 それぞれのBBS(掲示板)へユーザーの書き込みを見ればそこへの信頼度を推し量ることも出来る。

先進的な大企業は別にして、普通の企業(や個人)が自前のサイト(ホームページ)を世界に向けて発信出来るようになったのはほんの10年前である。 それらを、各自の机上でそれほどの滞り無しに閲覧出来るようなIT環境(通信技術やパソコン)になったのもほんの10年前なのである。 あの頃、きっとこれから凄い時代になる、全ての業態で凄いことが起きる、と、私も高揚した気持ちで(引退直前の)勤め先の公式サイトを作ったものだ。 久しぶりに覗いてみたらそのコンセプトにあまり進展も変化も無かった。 喜ぶべきか、悲しむべきか?・・・

注(#1) ; ケアンズ関連ツアー仲介企業の例 =>                 J  ・・・

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2006年4月21日 (金)

続々 e-Tax

昨日、我が口座から所得税の自動引落しがあった。 予定通りのことだからこれ自体は問題無い。 問題は、この 「無言の引落し(#1)」 で以って、善良なる納税者は、自分の確定申告の内容に問題が無かったことを初めて知るということである。 その間、最長63日間は 「善良なる不安感」 の日々だったのだ。 私などは昔取られた課徴金のトラウマがあるから尚更なのだ。

そのトラウマは 「申告時の明らかに単純な記載間違いに対して、事前の指摘や指導もなく、突如送り付けられた過小申告加算税の通知」 によるものだが、以後例年の如くこの○○日間は、それに似た役所的陰湿な雰囲気を勝手に感じてしまうのだ。 e-Tax のシステムには申告者個々へのメッセージボックスが在るのだから、申告書を 「受信」 した時 (知らせが来た) と同様に、申告書を 「受理」 した時点での申告者への知らせもあって然るべきだと思う。 やる気さえあればシステム上はとても簡単な筈だ。

このブログで前に、日本人の 「アクナレッジメント」 の欠如について書いたが、それは役所から国民に向けての姿勢上も是非正して行くべきことだと思う。 それは、何も精神的・心情的なことなのでは無く、行政手順上の大事なキーポイントでありキーワードなのだと気付くべきである。これも、今後の 電子政府・電子申告の進展への必要条件 の一つだと考えているのだが・・・。

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注(#1) ; 予定納税の引落しは、正確には 「無言」 ではない。 「申告の手引き」 にはちゃんと書いてある。 が、それは引落しの日より数ヶ月も前のことだし、内容は 「口座の残高を確認しておいて・・」 という主旨だから、タイミングとしてはそんなの早すぎる。 一方、予定納税制度下の11月末にも第2期分徴収の事前通知が来る。それがなんと引き落としの2日前のことがあった。 自転車操業のビンボー人にとってそんなの遅すぎる!。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2006年3月23日 (木)

IC身分証

中国では国民の身分証の IC化が進み、その徹底の為にあまり使われていない漢字を住所や名前に使用することを規制して行くほどだと言う (#1)。 そもそも個人の身分を証明するものとしてはその場面により色々あるが、日本も、これをこそ IT化・IC化 のトップアイテムとして市民生活の快適性と安全性の確保の為の道具にして行って欲しいと思う。

残念ながらこれが、国民的な合意をもって進んでいない。 たぶん 「住民基本台帳法(1967)」 というお役所的な呼称の法律が元にあるからだろう。 海外に出掛ける国民が何の抵抗もなくパスポートを取得するように、(国内での)市民生活に必要で十分な公的な ID媒体を定義し考案しておけば国民は歓迎した筈だ。 「台帳」はそのベース又は結果として整備出来るものだし、それが一法律の呼称として前に出たから、慎重又はネガティブな精神を持った人達に叩かれたのだと思う。

という私も、丁度2年前に区役所で住民基本台帳カードのことを知り、単なる 「新物好き = \500」 という気持ちだけで取得したものだ。 私どもの日常では、こういう物が実際に役立つような場面が目に浮かばなかったし、どこかの役所での反対宣言や、あちこちでの訴訟行動の方が気になっていた。 しかし先月、所得税の確定申告で e-Tax を使って初めて住基カードの意義を一つ実感した。 IT時代の公的な ID媒体を実際に使ったからである。

調べて見ると、このカードの使い方としては色々な可能性があるらしく、既に各地の自治体で多様な住民サービスに使われていると言う。宮崎県や北海道などいわゆる地方での事例が多い。 都会では、受け入れ拒否や訴訟などで腰が引けてしまっている例が多いが、残念なことだ。

公的な ID媒体の IC化、これは時代の必然の流れだろう。 いつまでもネガティブな文句を付けている時では無いと思う。 今机上に、手持ちのカードをいっぱい並べて見る。 公的・私的を問わず、これらがやがてたったの一枚になって、便利でしかも安全な使い方が出来る時代が来ることを願う。 そしてプライバシーや安全の確保は、行政にのみ注文を付けるものではなく、国民一人々々が個々の日常生活の中で守り育てるものだと心得たい。

ところで、5月の連休明けには嫁達と4人で海外旅行に出掛ける。 嫁達はどちらもうっかり屋でそれがなんとも可愛い。 一方はパスポートの期限切れ間近、一方は姓が変更してなかった。 あわてて更新をしたようだが、最近はそのパスポートにも国際規格の ICチップが付くのだという。

( #1:17日付中国各紙、thru 中日新聞 )

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2006年3月10日 (金)

両替の極意

42回目の結婚記念日の3月上旬に、初めての台湾旅行をして来た。 海外に出掛けると、先ずは両替のことが気になる。 それは39年前にローマ空港内の公設両替所で、見事な手さばきでレートをごまかされて以来のトラウマによるのかも知れない。 他にも、技術援助で途上国に滞在した時には、現地通貨の入手の場面で様々な思い出が残っている。

今回は、話題の中部国際空港(旅客1500万人未満規模で"AETRA2005"第1位)を利用するのも初めてであった。 が、やはり銀行支店の両替所(A)の大変な混み具合が気になった。 その人ごみの中を支店の幹部らしき人が 「ここ以外にも両替所があります。レートは分かりませんが(そちらの方が)いいようです・・。」 と小声で言って回っていた。 あまりの混雑でそうしていたのであろうが、いつもやってることの様にも見えた。

多分これは「空港内郵便局(B)でも両替が出来る」ことを言っていることだろうと思ったのだが、出国手続きを済ませて搭乗ゲートに向かう所に外資系の両替所(C)があるのを見付けてなるほどと驚いた。 そこはあまり混んではいなかったし、搭乗までの時間や気分に余裕のある客にはとてもいい立地だと思った。 台北空港でも入国手続きの前(D)と、後(E)とに銀行の両替所があった。

さて、外貨両替についての私の極意は 「外地でも日頃のATMカード(F)を使う」 ということである。 旅行案内書でも最近はこれを「国際キャッシュカード」と呼んで紹介しているが、私が利用している銀行の場合はこれが日常生活でのカードにもなっていて、郵便局でも使えるしそこでの手数料も後で戻してくれる。 外地でも都会なら、これが使えるATMボックスが簡単に見つかる。 台北ではいわゆる街角のATMコーナーに幾つかの銀行のボックスが並んでいるが、少なくともその中の一つにはそのマークが付いていた。

お金持ちならホテルのフロント(G)や、土産物店(H)で替えたりするのであろうが、ビンボーな私はそれを好まない。 色々と調べてスリルと旅情を味わうのが好きだからだ。 もちろんATMを使う時には、妻を反対向きに立たせておいたから近寄る人はいなかった。

念のために今回の台湾ドルの購入レートを良い順に並べると、当日の銀行発表値 (\3.65/NT$) に対して、 (D)=\3.70、 (E)=\3.71、 (H)=\3.72、 (F)=\3.77、 (C)=\4.03、 (G)=\4.07、(A)=\4.11、 の順であった。 なお(B)は台湾ドルを扱わない。(F)の値は帰宅後にネット経由で元口座の出金記録を見てそれから逆算したものである。 現地の安全面からは十分に留意しなければいけないが (私の場合は強そうなガードがいるので助かる(^ム^) )、(F)のキャッシュカードの便利さは今や海外旅行でもお勧めだと思う。レートも悪くはない。

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2006年2月16日 (木)

続 e-Tax

今日は所得税の確定申告初日、私には e-Tax の使い初めの日、上手く行くのかと緊張しながら朝一番に納付書等を送信した。 直ぐに国税庁からの受信のメッセージが入ったから、申告書の内容の正否はともあれ、システム上では通った訳でほっとしている。 我が家のは内容も額も大したものではないので、例年の如く、後日の指摘事項も無いだろう。

が、確定申告については私にはトラウマがある。 以前、その権利が無くなっていることに気付かずに 配偶者特別控除 を計上して、過少申告加算税 をガッポリ取られたことがあるからだ。 その時、「気付かずにやった」 ということが、税務上では免罪符にならないことを思い知った。 私にはとても高い授業料だった。 その恨みの持って行きようの無いままに、以来細心注意を払って書いている訳だ。

ところで、e-Tax 利用数 は、一昨年は 3千件、昨年は 8万8千件 だという。 今年はどの位になるのだろう。 e-Gov(電子政府のポータルサイト) の 「手続き検索」 で "e-Tax" を入力してもヒットしない現状 (夏ごろからヒットし始めた) では先が思いやられる。 何も税理士さん達だけのためでなく、一般庶民がこれを利用するにはそのハードルは未だ高い。 ましてや、e-Tax のような電子政府的サービスの普及の方向に、小さい政府への確たる展望が無ければ意味が無い。

庶民が e-Tax を使うには住基カードが一つのキーになる。 私が、住民基本台帳の活用を実感した最初の例である。 でも、その使用目的が「納税」だけに終わってはつまらない。 各種取引のみならず福祉や環境やボランティアなどの場で、色々な活用例が出てくれば、住基台帳へのネガティブな住民運動はもっと減るのではないだろうか。

などと思いながら、申告に必要な添付書類を投函しに、散歩に出掛けた。 将来、この 「添付」 の手続きも電子化されることを期待しながら・・

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2006年2月14日 (火)

続 もったいない

もったいないから」ときれいに平らげて、後で、動かぬ自転車を踏んでるなんて・・、もったいないスパイラルだ! と日頃思っている。 でも、スポーツジムは止められない。 出掛ける時はややタイゲ(三河弁で「面倒」)だなあと思うが、終わった時の爽快さがいいのだ。 「さあ、これで今晩も心置きなく・・!」と我が胃袋も機嫌がいいのだ。

ところで、あらためて我が家の "MOTTAINAI" について見渡すと、マータイ女史からヒヨーショウジョーを頂きたいくらいに、色々な実践例を挙げることが出来る。 そりゃあケチと言うものだよと笑われるかも知れないが、本人の気持ちは至って清廉なのだ。

以前ここに書いた雨水貯留タンクもそうだが、自慢したいのは、2000年初めに市の助成金制度で購入して、以来現在も良好に稼動している生ゴミ処理機のことだ。 これはモーターで掻き回すだけで、電熱処理の機能が付いてないタイプなので、発酵促進のための混ぜものが要る。 処理機があまり流行らないのはこの混ぜ物の入手が煩わしいからだ。 メーカーなどは色々と効き目のありそうな名前を付けて混ぜ物を販売しているが、消費者はもう少し勉強すべきだ。身近に代わりがあるからだ。

我が家では、ホームセンターや園芸店で売っている「もみがら」を愛用している。 籾殻に発酵促進の菌が付いているのかどうかは知らないが、値段も安くて、至極調子がいい。 かくて我が家の生ゴミは(スープ類や食用油も含めて)、処理機→コンポスト→花畑 という経路をたどって全て土に戻る。 よって週2回の生ゴミ収集車は素通りだ。

( この「たいげ」の語源は「たいぎ:大儀」だと思う。 子供の頃、儀式に招かれた老人が家主に向かって「ご大儀さんで・・」と挨拶していたのを思い出す。 三河武士の言葉の名残りだ。 )

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2006年2月 4日 (土)

振込みの極意

最も簡便に安価に他人にお金を送る環境について考えてみよう。 諸料金の自動引き落としとか、通販での支払いなどは既に必要十分なサービス環境が出来上がっている感じだが、個人から個人への送金の便宜にはまだまだ格差がある。

私のお勧めは、S銀行で口座を開いて、インターネットバンキングのサービスを活用することである。 これで、同行内の口座間送金は無条件に無料、他行宛の送金は1ヵ月あたり5回まで無料である。 他行宛振込みが無料なのはここだけだ。 リッチな人にはもっといい条件が与えられるようだが、年金暮らしの身にはこの基本サービスだけで十分だ。

この種のサービスは、口座残高がある程度残っていないと有料になってしまう銀行が多い。 S銀行も以前は残高シバリがあったが今は無い。 その背景には、極めて多数回の送金をしていたユーザーと、ほとんど利用をしていなかったユーザーとのアンバランスを是正するという気持ちがあったらしい。 細やかな配慮で、嬉しいことだ。 是非続けてほしい。

他方、かって同様のサービスをウリにして客を集め、途中から全て有料にしたC銀行などの例もある。 ここは他にも色々トラブルが報じられたので、私も取引を止めた。 端数の残高が少しあったが、「管理手数料」の名目で「知らされぬ間に」ゼロになっていた。 これもきっとどこかに明記された条件に基づく処置であろうが、日本人の私には何やら不愉快な仕打ちに思えた。

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2006年2月 3日 (金)

パスワード

2月10日から「預金者保護法」が施行される。 当面は、いわゆる銀行(証券や保険を含まない)のキャッシュカードのトラブルだけ、通帳盗難は除く、ネットバンキングのトラブルは除く等々、およそその法律名とは整合しないような、このIT時代の実情にははるかに及ばない内容だ。 2年後の見直しを期待しよう。

ともあれ、先ず大事なのは利用者本人の自己防衛だ。 この法律でもその点だけは細やかに定められているようだ。 その自己防衛のアイテムとして全ての場面に第1に登場するのがID(ユーザー識別コード)とPW(パスワード)だ。 実はIDというものも(使う場によって)中々奥深いものだが、今日はパスワードについての日頃の感慨を書きたい。

「パスワードは出来るだけ複雑なものにして、度々変えること」が肝要だという。 しかも「それをメモにして残すな」とも。 私の利用している地方銀行では、ログイン(ネットバンキングを利用する時の入り口)で、「貴方は○日間ID・PWを変えていません。 今すぐ・・」などとのたまう。 つい「要らぬお世話だ!」と思う。 が、それがイケナイのだ。

だから、事故が起こらぬ内に・・と、「複雑で度々変えてもメモ不要な」ものは?と考え込むのだ。 そんなにいいものなんかありゃしないとイライラしながら調べていたら、独立行政法人情報処理推進機構のサイトでパスフレーズの考え方を勧めていた。 なるほど・・だ。 早速やってみよう。 でも以下の詳細はここには書けない・・

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2006年1月25日 (水)

ITの寵児

「倫理なきIT寵児」、 昨日のある新聞の見出しである。そして、別の紙面には「A業種の企業が高度な金融取引を手掛けるニューエコノミー企業に変身し、いったんは証券取引街の喝采を浴びた。経営者のB被告は「Cを抜いて世界最大の企業になる」との野望を掲げていた。」 との解説記事を載せている。ただし解説の方は2001年に起きた米国エンロン社の事件のことで、Aとは天然ガス、Bとは当時のレイ会長、Cとはエクソンモビールのことである。

今はさしずめ、AをIT企業、Bをホリエモン、Cをマイクロソフトなどと言うところか?。それにしても、今は2006年である。こんなネガティブな社会経済現象までアメリカの後塵を拝するなんて・・。さぞかしあのビル・ゲイツ氏が苦笑していることだろう。現在個人資産世界一の彼はもっぱらエコノミー席で飛び歩き、社会事業に熱心だという。

あちらの国でエンロン社がうごめく頃、日本では、ITベンチャーのある会合に間に合うように帰国を急いだ孫氏は3千万円のチャーター機を使ったと挨拶し、その熱気のなかに「B」もいたのだが、その頃の彼はどんな精神状態であったのだろうか?。外見は内をも顕わす・・で、少なくとも「襟を正す」ような精神は持ち合わせていなかったのだろう。

もちろん大多数の人々はITのあるべき前進に向けて純粋に努力を重ねていたし、私たち技術者群はその成果を享受すべく絶えず勉強した。一部の狂ったような人々の「もてはやされ」ぶりを、詳しくは分からないままに冷ややかに気にしながら・・・。

彼を、検察の諸氏がマークしたのはいったい何時頃からだったのだろう?。 「地検に出し抜かれた金融庁」、日経紙(1/24 p5)での早稲田大の上村教授のコメントが印象的だった。

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2006年1月12日 (木)

e-Tax

毎年2月の所得税の確定申告は私の楽しみの一つである。 別に納税する事が嬉しい訳ではない。 その額は我が家には巨大だが、お国から見たら些細なものだろうし・・。 嬉しいのは申告書のフォーマットに数字を埋めて行くことで、老けゆく我が頭の体操が出来るし、年々の数字の変化で我が人生を実感出来るような気がするからだ。

その申告書作成方法もこのIT時代に沿って進んでいる。 昨年は、国税庁のHP上で作成して自宅のプリンターで印刷して所轄の税務署へ送付する方式に挑戦してみた。 そして今年は、作成も申告も納付もオンラインでやってみることにした。 これが e-Tax である。 このシステムは昨年から稼動していたようだが、個人認証の手続きが煩わしい感じがしたのでその時はやめた。

「他人になりすまして納税」してくれるのなら大歓迎なのだから、なんでこんなに厳しい個人認証が必要なのか?。 その為に、電子証明書を取得し、おまけにカードリーダーを準備しなければならないなんて・・、こんなシステムって税理士事務所あたりが喜ぶだけじゃないか?、などと思ったのだ。

ただ、この電子証明の機能をも持つという住民基本台帳カードを以前に取得(\500)してあったし、最近はカードリーダーも安くなって来た(\2,500+-)ので、昨年末に国税庁に申し込んで必要なソフトを送ってもらった。

うまく行くかと楽しみではあるが、新たな疑問が二つ沸いた。 一つは、このシステム、年末年始はもちろん所謂時間外には、オンラインの実稼動はもとより、送信練習も出来ないこと(申告書作成は24時間いつでもやれる)。 もう一つは、申告時に必要な添付諸書類を別途郵送しなければならないと言うことである。

ありえなーい!ことだが、国税庁が民営化されたら、こんなでは「他社!?」に負けちゃう・・。

2006年の関連記事はこちら→ 続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2006年1月 3日 (火)

メールアドレスを秘匿することは?

私は、今は亡き愛犬を主人公にしたHP(ホームページ)を公開している。それに付帯して「老犬がんばれ台帳」というミニデータベースを運営している。その趣旨は、10歳を超えた犬を登録してもらって更なる長寿を祈ろうというもので、今日現在で23ヶ国から105種、1,109頭が来てくれている。

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当然のことながら、私のメールアドレスはHPの随所に記載してある。そのせいで、今や日に百通以上の迷惑メールが来る。ちなみに今日(01/03)はあと30分を残して121通であった。その中のかなりのものがセキュリティソフトに検知されるので、ウィルスを持っていることが分かる。それらの中から拾い出した有意なメールは今日はたったの1通であった。

迷惑メールやウィルスメールを防ぐには、「自分のメールアドレスをむやみに他人に知らせるな」とよく言われる。が、私の場合はこの指導を守る訳には行かない。だから、折角送って下さった愛犬の情に満ちたメールを見落とさないように、毎日溢れるような迷惑メールを識別して排除している。識別専門のソフトもあるが未だ使い辛いし、自分の勘の方がはるかに正確で早い。

さて、上記の「忠告」についてである。これをしっかりと守っておられる飼い主さんが居ることについてである。我が愛犬のことは「台帳」に載せたいのだが、ご自分のアドレスは非公開にしたいという。この場合私は丁寧に説得のメールを返すことにしている。「私はアドレス公開してがんばってます。貴方のが非公開だとワン君のお誕生日のお祝いメールが出せません」と。ほとんどの飼い主さんはこれで了解してくれる。

他にも、例えば「掲示板」などに、ご自分の姓名やアドレス無しで、真面目な動物愛護論を書き込む方が多い。これでは、どれだけ真剣な内容であっても何か空しい感じがしてしまう。「ネチケット」以前の何か根本的な理念が落っこちているような感じがしてならない。

ビジネスの世界で行われている「名刺交換」というポライトで緊張感のある雰囲気が好きだが、その中にも悪人は居るし行方不明者も出る。インターネットではそういうポライトな緊張感は望めないが、その中の皆が潜在的悪人であると思う必要は無いし、自ら所在不明の怪しき態度をとることもないと思う。

とにかく、今や、自分のメールアドレスを秘匿しても、色々なネットのトラブルが防げるとは言えない段階なのだ。

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