パソコン・インターネット

2008年6月 1日 (日)

不正な要求?<= Bad request.

Newsaquarium 昨日、「水族館の感動を茶の間で・・」 という新聞記事(→の画像をクリック)を読んだ。 これは名古屋港水族館の海洋生物をライブで映像配信するサービス “コミュファ光 水族館” のことで、早速おじんもネットで訪問してみた。 が、これが一向に繋がらない(画像が現れない)。 このサービスが始まったのが月末と週末が重なった 5月30日 だったから回線が混んでいるのだろうか?。 それにしても異常な感じがする。

配信担当の企業は 「光インターネットならではの安定した高画質な映像で多くの方々に無料でお楽しみいただくサービスです」 と謳っているのだが、そもそもそこに繋がらないのでは話にならない。 また、この種のライブには一旦繋がれば切らずに引っ張るユーザーが多い筈だから益々貧することになる。

ライブ映像の配信については、おじんが所属する別荘管理組合でささやかだがそれを軽快に運営中なので、今回こんなに繋がりが悪いことは (今のネット社会から見て) 理解が出来ないのだ。 我が家の光回線がその会社のではないから ロックアウト されてしまっているのだろうか?と、要らぬ邪推もしたくなる。

我が組合の場合は市販の LANカメラ を自分達で取り付けたもので、以来2年、1,300人のメンバーから 繋がらない という苦情が来た事はない(現地が停電すれば別だが)。 この組合の場合はユーザーがやや限定的なものだが、一方は、オープンなネット配信だと謳いながらも、これほどに繋がらないのは (担当企業への信頼上) 致命的なことだと思う。 例えばあの無料のインターネット電話サービス skype の昨夜9時の同時利用者は 950万人 であったし、無料で地球全域の衛星写真を切れ目無く配信する Google Earth の瞬間利用者数はもっと多い筈だ。 なのに現在両方とも快適に稼動しているのだ。

Ngyaquarium おまけに、その現れない画像のフレーム内(←の画像をクリック)には 「Bad request.」 なる文字だけが表示されている。 「不正な要求」 なので画像は表示されませんということだろう(システム上の既成の応答文だと思う)が、これでは善良な訪問者のイライラは増すばかりだ。 10年ほど前、ネットバンキング の草創期に 「不正な操作です・・」 とよく画面に出て、身に覚えの無いユーザーたちを不愉快にさせたものだが、今現在まだこんな段階の技術でネット界を泳ごうとしている企業戦略には、些か哀れを誘われる。 そこの案内には 「同時接続数に制限があり・・」 とあるが、それは或る面では告知済みサービスの提供拒否に等しく、現代ネット企業の戦略としてはプラスよりもマイナスの方が大きいと思う。

後日記 ; 当初殆ど繋がらなかった当該ライブは、2008.06.07 の早朝辺りから順調にアクセス出来るようになったようだ。 "Bad request" なる表示も無くなった。 始めからこのようであればなあ・・・と、思うが、まあこんなトラブルなどは直ぐに過去の話になるであろう。

更に、6月中旬辺りからは産卵のために人工砂浜を這うウミガメのライブ映像が配信されている。運が良ければ「産卵」そのものを自宅で見ることが出来そうだ。

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2008年3月24日 (月)

驕(おご)るブラウザ IE7

パソコンの基本ソフトとして WindowsXP SP2 を使っていて、そのアップデートを自動でやるように設定している人は、この2月中旬頃から、ブラウザも半自動的に IE6 から IE7 にアップグレード出来るようになった。 確かにそれは、デキるようになったのであって、シナケレバナラナクなったのではない。 しかしおじんのように、人生=寄らば大樹の陰 を信奉して生きて来て、パソコン=Microsoft Windows だと頼り切って来た人間は見事にそのワナに嵌っちゃった、そんな一か月だった。

ブラウザとは、私達がウェブサイト(インターネット上のホームページ)を見る時、パソコン上で働く閲覧用ソフトのことで、その内 IE7 とは Microsoft Internet Explorer 7 のことであり、その日本語版が出てから既に1年半になる。 ソフトの変更にはかなり慎重なおじんだが、これはもう一般に使いこなされた筈だと思ったのだ。 が、以後幾つかの不思議なトラブルに見舞われた。 次男の店のホームページのために考案した複雑なフレーム構造が働かない。 愛犬のブログの記事書き込みで時々漢字変換が効かない。 等々。 それらは多分、IE の機能やセキュリティが向上した証左であろう。 だが 「過ぎたるは・・」 と言う嫌味も言いたくなる。

Netscape111 おじんが初めてホームページを閲覧した時(1995)には MS社 のIE は未だ世に出ていず、使ったのは Mosaic という先駆的なブラウザであった。 その技術的流れは現在の Netscape Navigator と Mozilla Firefox という2製品に生きているのだが、前者は先月自らの終焉を宣言し、その後継として後者を指定した。 その背景には MS社 による IE のしたたかな世界制覇への戦略があった訳で、この20余年は、第一次・二次のブラウザ戦争と言われるほどの熾烈なシェア争いがあった。 おじんもそれに翻弄された一人だ。 だから、色々なブラウザを使い分けておられるお方には感心してしまう。

今ネットで調べると、IE7 のトラブルはいっぱいあるようだ(例1例2例3例4例5)が、それらの傾向と対策については総合的で詳細明解な答えはどこにも見付からない。 でも実は、IE7を 消去すると自動的に元の IE6 に戻るようになっているのだ。 という事は、このような混乱は 「想定内」 だったと言う訳だ。 お陰でおじんのトラブルもきれいに消えたが、思えば実に奇怪な 「親切」 である。 奢る平家は・・ と言うが、IE7 にもそんな匂いがする。

注);右上の画像はおじんが1996年に購入した Netscape Navigator 1.11日本語版 の箱の装丁である。94年発表のこの先駆的ブラウザはフロッピーディスク数枚に搭載され、ソフトバンク(株)が販売し、定価5,000円であった。

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2008年3月 1日 (土)

CHECK PC!

Checkpc01 「チェックピーシー!(貴方のパソコンは大丈夫?)」 と シャーロックホームズ風 の 上戸彩 がこちらを見つめる。 彼女のことをあまり知らないおじんだが、若い美女には弱い。 だからこう言うイントロページ (←左はその画像。 クリックすると拡大する) は、無視出来なくてつい深みに嵌って行く。 そういう精神が情報セキュリティには一番悪いのだ!。 が、今日は別だ。 なにしろそれを発信しているのが経済産業省なのだから。 このキャンペーンサイトはお役人様自身の手で作られたものでは無かろうが、とてもイキでおじんにも分かりやすくて秀逸だ。

彼女が指差すのは レッドカード ならぬ レッドファイル。 カードの方は審判様から下される神聖なものだが、彼女が警告しているのはネットに横行している真っ赤な嘘のワルーいファイルのことだ。 (2008.03.31迄は右枠内に赤い画像が出てその中の右向き三角をクリックするとキャンペーン動画が始まる。 その下部をクリックすると公式サイトが開く→)

キャンペーンの趣旨として、「誰でも容易にインターネットに接続できるようになった今日、コンピュータウイルスの感染、不正アクセス、フィッシング詐欺等の被害に遭遇する危険性が高まっています。 このような被害を未然に防ぎ、安心してITを利用するための意識及び知識の向上を図るため、経済産業省は一般のインターネット利用者を対象に情報セキュリティ対策強化キャンペーンを実施致します。」 とある。

我がパソコンのありがた味は、それが駄目になって初めてヒシヒシと分かる。 昔のパソコンは、たまにその機能が駄目になる(故障する)ことがあったのに、今はそれは殆ど無く、駄目になるのは全てセキュリティの隙間を突かれて色々なトラブルを起すからだ。 だから、おじんも日頃注意を払っている。 おかげで時に、セキュリティソフトが頑張り過ぎて、善良なネットの上でもこれの「壁」に通せんぼをされて困惑することがある。 でも、やはり 「過ぎてなおセキュリティー」 だなと思う。

関連記事;
メールアドレスを秘匿することは? ('06.01.03)
最近の迷惑メール ('06.01.21)
パスワード ('06.02.03)
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アドレスもIDの一つ・・(メアド変更に思う) ('07.04.07)
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2008年1月20日 (日)

今年の e-Tax (2008)

今年もその季節がやって来た。 比較的には小さいが ワタクシ的には巨大な納税額のおじんは、所得税の確定申告の経験は17年で、内 e-Tax の経験は2年である。 その3回目の今年、私には一つ課題が増えた。 公的個人認証サービスの電子証明書の有効期限が一年前に切れているので先ずこれを取らねばならないからである。 切れたら直ぐに再申請を・・、実はしなかったのだが、理由は前にこのブログに書いた。 有効期間3年の証書を毎年たった一度しか使わないのなら、両3年の間に1年の休眠期間を挟んでもいいのだ。

ところで、確定申告は毎年2月中旬から3月中旬までだが、件の証書の再取得はこのタイムスパンの中でなるべく後ろの日がいい。 そうしないと、3年後には (証書の期限が来るので) 申告の日取りに余裕が無くなるからだ。 実は4年前に私が初めての住民基本台帳カードと共にその(チップの)中に公的個人認証の電子証明を入れてもらった時は、このタイミングに気付かずに、確定申告の受付初期にそれをしたのだ。 だからそれから3年後の昨年2月16日は大慌てであった。 その日に e-Tax の送信が上手く行かないと、個人認証の有効期限が来てしまうからだった。 幸い大過無くやれたのだが。

Etax2008 さて今年のタイミングはどうなっているのだろうか?。 そこで知りたいのは 「 e-Tax による(非還付の場合の)申告の受付開始日時 」 である。 実は昨年も分かり難かったことだ。 今、「確定申告」 をキーワードにして Google で検索するとトップに出てくるのは 「申告・納税は e-Tax 」 という国税庁の特設ページでへのリンクである。 そこへ飛ぶと、今年のイメージキャラクターは昨年の大河ドラマの信玄の正室役の 池脇千鶴 さんだと分かる (右上の画像)。 それはさておき私が求める情報はうまく見つからない。 いや見つからないのではなくて、それらしい情報があちこちに散乱していて、おまけにそれぞれがお役所的文言なので求める側に対して必要十分ではないのだ。

ちなみに、ここ①(本文10行目) と、ここ② と、ここ③ と、ここ④(本文終段) と、ここ⑤(質問1) と、ここ⑥ とは何れも国税庁のサイト内のページで、申告関連の受付日時に付いての記載がある。 これらを見れば見るほど、私の疑問であるところの 「 e-Tax による(非還付の場合の)申告の受付開始日時 」 は、はっきりしなくなってしまうのだ。 「 世界一便利で効率的な電子行政 」(本文11行目) の実現を目指すのだから、こんなに入れ込み過ぎのセクショナリズムでサンバラになっちゃったページ群を作らずに、善良なる市民が持つであろう疑問に的確に応える情報を整理整頓しておいてほしいものだ。

注 ; ちなみに上記の問いに対する昨年の正解は 「2007年2月16日00時00分」 であった。 IT の時代なのだから夜中の零時でも結構である。 が、その案内はかなり深いところまで調べないと見つからなかった。 今年の正解も上記と同順であろうが、そのことを「明示」する案内は今のところどこを探しても見つからない。 国税庁のQ/Aページから送った質問メール(1/20)への回答(1/21)によれば、当該サイトのトップの 「お知らせ」 を読めとのことである。が、時刻まで明示した答えは見つからない。 おじんのような一般市民は頭が悪いのだ。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)過ぎてなおセキュリティー (07.02.21)Javaテクノロジー (07.02.27)今年のe-Tax(4)(07.02.18)

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2007年8月17日 (金)

アナログディバイド(情操格差)

よく 「デジタルディバイド(情報格差)」 とは言うが、「アナログディバイド」 という言葉は(今のところ)存在しない。 それは、アナログはデジタルより低位にあると考えられてしまっているからだ。 でも現に、両者はまさに対極にあって、ともに人類の幸せを考える時の大事な局面であるような気がする。 そして、それらの優劣の関係についても従来のそれは実は「僭越なる幻想」であったことに気付くべき時が来ているのだと思う。

例えば今、日本のテレビ放送はアナログ方式からからデジタル方式に移行しつつあって、前者は2011年に全面的に廃止されるという。 確かにテレビ受信の状態は格段に素晴らしいものになったのだが、「おいてきぼり」 の問題は残ったままだ。 そして今考えるべきは、当人等が 「おいてきぼりはいや」 じゃなくて 「そのままでいい」 と言っていることについてだ。

ここで、デジタルディバイド の意味を 「デジタル社会について行けない人々の格差」 だとすれば、私が言う アナログディバイド とは、「情報機械化ばかりの世相を追っていて、自然物としての生命力や、人間本来の情操を喪失した状態」 を指す造語である。 あえて 「情操格差」 とでも言おうか。 それとも、「デジタルメタボ」とでも言おうか。 もちろんここでの 「ディバイド(格差)」 の程度は人によって様々である。 格差以前の段階で、日々の命をつなぐ事さえ難しい人々もこの地上に沢山居る。

しかし実は、このような 「残った人々」 の中にこそ、自然と共に人生を過ごすという、人類が失うべきではない 「時と場」 が与えられているのだと思う。 自ら意識しているか否かに拘わらず、好むか否かにも拘わらず、それこそ原アナログ的な貴重な世界なのだ。 旅に例えれば、駆け足ツアーやエゴツアーに参加して自然を愛でるよりは、もっと身近に愛でるものがいっぱいあるのだ。

人類は、言葉や文字や通信手段をものにして、それらを 「文化」 として急速に 「進化」 して来たのだが、そこには必ず 「自然」 との落ち着いた対話が(今までは)あった。 確かに人間も自然の中の一員であったのだ。 でも、これからの デジタル情報社会 を想うに、人間は人間の作ったものの中でのみ過ごして行くのであろうか?。 街で、アナ・デジどちらとも分からない状態の 「携帯」 を愛撫しっぱなしの若者を見ると、あきれるを通り越して実に気の毒に思う。 巷に溢れる 「デジタルの落とし穴」 を避けるには、堅固な情操が必須である。

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2007年6月15日 (金)

52年ぶりの吾が娘に・・(7)

「ウェブインタープリター Web Interpreter (翻訳サイト)」

Shenyang076n 長姉の中国行きの企ては急に思い立ったことで、行く方も迎える方も、双方お互いの言葉が全く分からない状態から始まったのである。 この春に、長年にわたりこの話を推して下さった先輩帰国者たちの努力のお陰で、先方への連絡方法が判明したのだが、そこへ電話を入れて途方に暮れたものだ。 全く会話にならなかったからだ。 多分、姉の長女が出たのであろう、先方は中国語で懸命に訴える風であったが、こちらは始めは日本語で、途中から片言の英語で喋ったのだが通じた風は無い。 この状態をどう締めくくるべきか困ってしまった私を見て、妻がとっさに 「シェーシェー(謝々=有難う)」 と耳元で囁いた。 それを言うと、あちらからも同じ言葉が何度も何度も返ってきて、それはこちらが受話器を置くまで続いていた。

次は、姉を我が家に呼んでおいて再び電話を入れた。 姉は 「大丈夫、話せる!」 と言ったのだが、繋いでみると双方が泣くばかりで、具体的には何も通じた様子は無かった。 でも、それよりはるかに大きな何かが通じた風であったから、それはそれで大きな進展であった。 以後、(先方の通訳が介在しての)日本語による手紙のやり取りが始まり、次いで、長女の息子との英語のメールのやり取りになって、今回の渡航の準備が急速に進むことになった訳である。 そして遂に、かの 「モバイルインタープリター」 のお陰もあって、52年ぶりの涙の再開が成功裏に終わったのである。

姉からの便りによると、その後彼女は中国語を急速に思い出しているようだ。 が、愛すべき 「二度童(にどわらし)」 を はるかに遠い 「楢山」 に放置したままにする訳には行かず、それにはメールがとても良く機能してくれている。 それも今は、向こうからは勿論こちらからも 「中国語」 で発信しているのだ。 ネット上の翻訳サービスのお陰である。 最近はその種のサービスも、主要なポータルサイトはもちろんのこと、他にも非常に多くの翻訳サイトがあって、そのほとんどが無料なのだから有難い(例1例2例3例4)。

インターネット上の 翻訳サービスの進展 とはすなわち 機械翻訳の進化 のことでもあるが、そこには中々の歴史があるようだ。 例えば、吾が現役の頃は技術協力の文書を英語に直すのに汗したものだ。 丁度、私が加入していたパソコン通信で日本初の 「機械翻訳サービス」 が始まった(ニフティーサーブ、1990)のだが、社内の翻訳担当君が 「使い物にならん!」 とプライド高く言っていたものだ。 現在はどうであろうか?。 現今の無料のサービスに文句は言えないが、使って見ると、その出来はサイトによってかなり違う。 がそれも、こちらが入力する日本語の出来次第なのだと分かってきた。

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2007年2月27日 (火)

Javaテクノロジー

Java_etax 左の画像は、国税庁のサイト(ホームページ)にある 「申告書等作成コーナー」 を利用した時の終わり頃で、出来上がった帳票群を結合して一つのファイルとし、いよいよこれを国税庁のサーバーに送信しようとする段階で現れるものだ。 横 600ピクセル X 縦 400ピクセル の枠内に、湯気の立つ コーヒーカップ を前に 後光もどき の模様が回る。 これは、今からこの枠内で Javaテクノロジー が使われるよと前触れをする Sun Microsystems 社の誇り高き 動くロゴなのである(2007年中に別の新しいロゴに変わっている)。

その枠内では、「送信すべきファイルをユーザーのパソコン内で参照(把握)し」 ・ 「ICカードリーダーに挿入された住基台帳カード(公的個人認証サービス)で本人確認を行い」 ・ 「国税庁の受付システムにログイン(入場)して同時にファイルを送信し」 ・ 「システムからの即時受信通知を表示する」 という四つの手順が進行する。 大事なお金がからむようなサイトで、例えば金融や通販やゲームのサイトで、このように Java が働いている位置が見えるようなのを知らないので、ここでは何だか親しみを感じてしまった。

実は私が作成したサイトにもこれが現れる (例1例2)。 ただしそれらの エンジン部分 は専門書からの借用品で、そこに画像など自作の データ部分 を挿し込んだに過ぎない。 このように Java (①) は、ホームページの コンテンツ(内容) をより動的に多次元的にするための技術であるが、他にも色々な技術が色々な技術集団から生まれている。 その内、おじんが自分で付いて行けるのは JavaScript (②) と CGI くらいで、これらは大いに使わせてもらっている (例1例2) し、国税庁のサイトでも殆どのページで ② が多用されている。

① と ② は名前が似ていて、初心者には紛らわしいが、内容も開発者も全く別である。 ただ発表当時(1995)、① への世間の注目度が非常に高かったのでそれに便乗する思惑から ② のように命名(改名)されたらしいと言われる。 両者ともに今やホームページ作りに大いに役立っていて、その構築のための基本文法 (HTML) を一つの スタジアム だとすれば、さしずめ ① は競技者達であり、② は営繕兼進行係りとでも言えようか。 となれば、Flash は即ち チアガール かな!?・・。

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2007年2月21日 (水)

過ぎてなお セキリュティー

おじんの2月は e-Tax で明けて e-Tax で暮れた。それは一納税者としての感慨のみではなく、最近の IT を改めて実感した日々だった。 国税庁の 「確定申告等作成コーナー」 の末尾に搭載された Java のスマートな出来栄えについては後日書きたいが、今回は、その際にも遭遇した我がパソコン内の セキュリティソフト の勤勉振りについての感慨を書きたい。

それは、コーナー で作成した複数の 帳票データ を 国税庁 の サーバー に送信する前に、これらを結合して一つの データ にするところで起きた。 何度やっても 「結合」 せずに、出るのは 「ページを表示できません・・・」 と言う例の(他でもよく遭遇する) ブラウザー の警告画面ばかりだった。 思えば最近は、他のサイトでもこれがよく出る。 例えば他の人の ブログ に コメント を書き込もうとした時や、自分が管理している サイト に大きな ファイル を送り込もうとした時・・、そして先日は Windows Update に先立つ 「遠隔診断」 の際にも起きて慌てた。

そしてこれが、何時もではないから始末が悪い。 常に発生すれ (再現性があれ) ば当該アプリケーション(ソフト) の企業に相談することも出来るのだが、どうやらそのように 「安定した」 問題ではないようだ。 そして、細かい ロジック は分からないが、ある手段を使えばこれらの トラブル は必ず解決した。 それは、セキュリティーソフト を一旦 「無効にする」 ことである。 これから分かるのは、これら発信や 送信や アップロード を阻止しているのは我が PC の セキュリティーソフト らしいということである。

あちこちの サイト で勉強してみると、それはどうも 当該ソフト に搭載された ファイアーウォール という機能のなせる業のようだ。 この 「防火壁」 とやらは、外部からの 「火」 の侵入を防ぐのみならず、内側の 「非」 の漏出をも防いでくれるものらしい。 だからおじんは、これに向かって、 「過ぎたるは・・・!」 などと言うつもりはない。 凄く強力で 融通など効かない 「門番」 が居てくれるようでタノモしいからだ。 ただし、一旦眠ってもらった門番を、事後直ぐに起こし(有効にし)ておくのを忘れそうで、ちょっと怖い・・・。

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2007年2月16日 (金)

今年の e-Tax (2)

H18etaxrcv 2月16日は所得税の確定申告の初日(還付の場合は別)、私はこれを e-Tax で早々に済ませた(右の画像はその受付済みメールである)。 義務も権利もその行使は直ぐにやる主義である。 と言うのは嘘で、実は (e-Tax に必要な) 「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」 の有効期限が今日までだからであった。 なぜそんな微妙なタイミングなのかと言うと、3年前の確定申告時期に臨んで、区役所からの案内でこれを取ってカードにしたのが 2月17日 だったからである。

公的個人認証サービスの有効期間は3年、そのデータを格納している 「住民基本台帳カード」 の有効期間は10年、それを使う e-Tax の受付期間は毎年 2月16日 から 3月15日 まで・・・。 以上の3つのタイミングをじーっと眺めると、(他に使う目的が無い場合は) 認証サービスの更新を 3年おき にきちんとする必要はなく、ほぼ 4年おき で良いことが分かってくる。 期限が切れても、次の申告時期までのほぼ一年は放っておけばいいからだ。 他にカードが必要な事態が起きれば話は別だが・・。

ところで、このカードを e-Tax のような電子申告で使うには 「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」 という長ーい名前のパソコンソフトが必要である。 それは区役所などでカードを発行してもらう (500円) 時に付いてくる。 私が3年前にもらったのは ver1.0 であった。 それが昨年 ver2.0 に改変されていたようだが、その案内は区役所からもどこからも無く、先ほど電子申告作業の最終段階になって初めて知った。 慌てて (申告作業を一旦停止して) 我がパソコンに ver2.0 をダウンロードして インストールして、カードリーダーとの接続設定をしたのだが、初心者ではここできっとパニックになって先に進めなくなったであろう。

前の記事に書いた 「帳票群の所在不明事件」 もそうだが、e-Tax に関わる諸システムや市民誘導のためのサービスにはまだまだ改善の余地がありそうだ。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→ 今年のe-Tax(1)(07.02.04)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

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2007年2月 4日 (日)

今年の e-Tax

所得税の確定申告の月がやって来た。 年にただ一度、善良なる国民として、おじんがシャキッとする2月である。 一昨年は、国税庁ホームページでの 「申告書等作成コーナー」 を利用してその結果を印刷して郵送する方式を、そして昨年は e-Tax(国税電子申告・納税システム) をそれぞれ利用した。 思いは色々とあったが、経過はそれなりにスムーズであった。 今年(2/16~)は更に簡便にやれるのであろうか、と 当該ソフト の最新版(1/22付け)を導入して、そのテストランをして驚いた。 昨年、とても便利に使えた電子帳票(申告に必要な書類群のこと)の一部が、今年のには搭載されていない(ように見えた)のだ。

私が気が付いたのは、「収支内訳書」 という帳票群(3種類)が消えている(ように見えた)ということである。 これらは昨年のにはちゃんと載せてあって、そのフォームにはパソコンを使って電子的に細かい事項を打ち込めるので、書痙 の私にはとても助かるものであった。 今思うと、これこそ私が e-Tax を利用してきた一番の理由だと言える。 それが何故、今年のから消えてしまったのだろう?。 代わりにとて、「申告書等作成コーナー」 の「所得税の確定申告書」の中を調べると、ここでも、オンラインで記入出来るような 「収支内訳書」 へのリンクが見付からない(一昨・昨年は確かにあったと記憶している)。

あいにく私は昨年の申告書送信の際に、「行政コストの削減の観点からもご協力をお願いします」 という国税庁のアナウンスに応えて、次期からの確定申告書(の用紙や説明書)等を 「送付不要」 としていたので、今や上記の事態の理由や対処方法を知る手段も無い。 残された方法は、当該帳票の フォーム を ダウンロード してこれに記入して別途郵送するしかない。 でもそのフォームは PDF形式 なのでそこに記入する方法は電子的ではなく手書きしかない。 これでは数年前に逆戻りだし、書痙の私にはとても苦痛なのだ。 何故こんなことになったのであろうか?。

Etaxannex この疑問を、国税庁サイトの 「Q&Aコーナー」(2/2) や 「アンケートコーナー」(2/5) に書き込んでおいたのだが、未だ応答が無い(追記1)。 「 電子申告」・「電子納税」・「電子政府」 など 今後不可欠と思われる IT 化へのユーザー誘導の理念がどこかで損壊している。 このままでは e-Tax のこれからが思いやられる。 だから、先日既利用者向けに送られてきた、折角の 「添付書類提出用封筒(郵送料受取人払)」 の緑色がなんだかとても空しい・・・。

2006年の関連記事はこちら→ e-Tax(06.01.12)続e-Tax(06.02.16)続々e-Tax(06.04.21)

2007年の関連記事はこちら→  今年の e-Tax (2)(07.02.16)同(3)(07.02.17)同(4)(07.02.18)

2008年の関連記事はこちら→ 今年の e-Tax (2008.01.20)

追記1 ; Q&Aコーナー からの回答が 2/5 の 21:40 に配信された。 「 e-Taxソフト を最新版にするように・・」 という、定型文らしきものであった。 そんなの分かってるし既に済んだことだ。 お忙しいのか、こちらの質問をよく読まずに返信しているように思えた。

追記2 ; 上記の疑問は 2/6 の朝 e-Tax の ヘルプデスク に電話をして解決した。 原因は、昨年の経験で安心して、私が今年の初期設定のところで、表示された上位のメニューに抵抗も無く入ってしまったからであった。 実はそこは青色申告用であって、白色申告用の帳票群はその下位に並んでいて、選択用の小窓からははみ出していて見えなかったからである。 おじんの早とちりであった。 しかし、あの小窓では、ここは青色申告用だというツリー表示もはみ出てしまって見えないし、第一「白色」が「青色」より下位だというのも クヤシい!

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2007年1月20日 (土)

ビスタ遠望

今月末にパソコン用OS(基本ソフト)の Windows Vista が発売されるらしい。 新しいものが大好きな人には、約5年ぶりのワクワクするイベントになるのだろう。 家電店の広告を読むと、まるでもう Windows XP はオシマイだと言っているようにも見える。 でもそれは、これからパソコンを新調しようとする人にとっては正解と言えるかも知れないが、おじんのように Windows 以前の BASIC(正確にはOSではないが) の時代からのユーザー(1980~)としては今 トキメクものは何も無い。 むしろ、過去にあったように、新OS のために 旧OS へのサポートがないがしろにされるのではという心配の方が先にたつ。

既に現役を引退していても、私の場合、パソコンは生活の必需品である。 世界中の愛犬家とメール(例1例2)をやり取りしたり、庭の花のデジカメ写真を楽しんだり(例1例2)、手紙や賀状を作ったり、ささやかにホームページを運営したり(例1例2例3例4)・・・と、様々な生き甲斐を与えてくれている。 さらに、日常の諸料金税金の支払いも、好きな旅行のための事前調査も手配もこれでやれる(例1例2)。 昔懐かしいプロジェクト現場の今の姿(衛星画像)もこれで見ることが出来る(例1例2例3例4例5例6)。 確かに、これらの便宜の多くは、Windows 98 から XP に替わってから更に快適に使えるようになったものだ。 それでは、今回の XP から Vista への変更で新しく登場する便宜とはどんなものなのか?。

華やかな ユーザーインターフェース だとか、強化された検索機能だとか、喧伝されているそれらの新機能の中に おじんが ビビッと感じるものは何も無い。 それは、私がまさしく「おじん」だからと言えばそうかも知れない。 それでいいのだ。 私の場合の新OS とは、旧OS を棄ててまで買うものではなく、愛用のパソコンがスリ切れて動かなくなった時にやむなく購入する新機に付いてくるところの、その日までに先人諸氏が汗と涙で使いコナしておいてくれた OS のことなのだ。

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2006年11月10日 (金)

日本語力

11/08 の クローズアップ現代(NHK) のテーマは 「どうする 若者の日本語力」 というものであった。 自分の日本語さえ不確かな (・・と日ごろ妻に言われている) のに、他人のそれを云々する力は微塵も無い。 が、その低下の原因として、このところの IT の進展が挙げられていることに、賛否こもごもの感慨が湧いた。 確かに、昔はワープロパソコン携帯も無くて、文字を手で書くことが情報伝達の大事な手段であった。 今は、それが無くて日本語力が落ちたという訳である。 でも、その人の日本語力はその人のアイデンティティーそのものなのだ。 IT とか教育とか言うよりも、 もっと基本的な、個々の日本人の文化の問題だと思った。

手書きについての私の経験だが、専門が灌漑用ダムの計画・設計・監理であったから、業務の成果を納めたのは(設計書や図面や報告書などの)書類の形でだった。 一つの業務当たりの文書の量は膨大なもので、それが全て手書きであった。 それが現在は、図面も 文書も 殆ど全てがコンピュータ上で作成されている。 しかも、類似文書からの流用 (コピペ+手直し) という手法が繰り返されて行くから、(不完全な手直しの結果) 技術計算も日本語も一旦壊れるとその部分が誰からも発見されずに後に伝わっていくことがあり得る。 それが情報伝達の質の低下の一つの原因だと思う。

この種の 「シゴトの仕方の変化」 は色々な場面で起きてきた。 LSI電卓が現れて机上からソロバンが消え始めたのが1967年、日本語ワードプロセッサー(JW-10)が市販され (以来漢字を知らなくても文書が書けるようになっ) たのが1978年、世界的な設計図面ソフトの AutoCAD が出たのが1982年、それが高価で手が出なかった我々にフリーで高性能な製図ソフト JW-CAD が与えられたのが1997年・・・と、本当に目まぐるしく発展をしてきたものだ。 それにつれて急速に 「手仕事が」 減った。 そのお陰なのか、私は手で字が書けなくなり、逆にキーボードだけが頼りになったのである。

このように、IT の進展によって影響を受けた人間の能力と言えば、なにも国語力のみでは無く、計算や製図や測量などの面でも大きな変化があったのだと言える。 この変化を単に人間の能力の 「低下」 と言う側面のみで捉えていては寂しい。 「低下もまた宿命、タノシからずや」 である。 嘆いている間にも IT の進展は続いているのだ。 やがて、頭の中で思っていることが即正しい文章になって出力されるようになるに違いない。 そうなれば国語力なんかは趣味の範疇に入る。 ナンクロ本が売れるわけだ。

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2006年11月 3日 (金)

無償のIT、グーグル

前の記事で 「タダほど高いものは無い」 ことを書いた。 世の中をネガティブに眺めればこう言う話はいっぱい見付かる。 だが、そんな観念だけで毎日を生きるなんて寂しいことだ。 いや、昔も今も 「無償のアイ」 に通じるお話はいっぱいあるではないか。 と、ここまで考えて 最近の IT の場における 「無償」 のことに思いが至る。

それは今 インターネット界 を席捲しつつある グーグル社 の諸サービスのことである。 数年前、痒い所に手が届くような結果を並べてくれる検索サービスに出会って、しかもそこでは目障りな広告が現れないことに驚いたものだ。 広告を載せなくて何で無料のサービスがやれるのかと不思議に思った。 そして、これほど優秀な検索ロボットのことだから、こちらのことをちゃんと見通しで、いつか請求書を送り付けてくるのではと不気味に思ったものだ。

インターネットの黎明期、それを未だ パソコン通信 と呼んでいた 90年代初期に、私は NIFTY-Serve 経由で CompServe の科学技術情報の検索を利用していたのだが、あの頃は全てが有料であった。 回線(電話代/時間)も、接続(ネット利用/時間)も、検索(情報料)もそれぞれ別々に課金され、(真面目な)ユーザーは如何に手早く情報源に行き着き、素早くそれを取り出し、済んだら即電話を切るか の技を磨いたものだ。 今は、時間当たりの課金はそれこそ 「¥0」 に等しく、「情報を金で買う」 と言うのも死語になったみたいだ。

単に 「優秀な検索」 のみならず、グーグルのサービスの拡大は続いている (例1例2)。私も Google Earth で居ながらにして地球上の旅を楽しませてもらっている。 また先月の南ドイツの旅での写真集を CD に載せて、嫁たちに配ったのだが、パソコンに挿入すれば自動的にスライドショーが始まるという便利なものだった。 これも Google によるフリーソフトの一つのほんの一部なのである。 その拡大ぶりは、おじんにはもうとてもついて行けない程だが、いったいこれから先どうなって行くのだろうか?。

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2006年10月18日 (水)

旅先のインターネット(5)

「ドイツ鉄道のネットサービス」

Icekoelnmainz_1 私どもの南ドイツの旅の楽しみの仕上げは DB=ドイツ国鉄 を利用することであった。 宿をとった マインツ から ビンゲン 迄は① RB(Regional Bahn = ローカル普通列車)で、(そこから船で ライン河を下り) コブレンツ から ケルン 迄は② IC(Inter City = 都市間特急)、帰りに ケルン から マインツ 迄は③ ICE(Inter City Express = 都市間超特急)を利用した。1994年に民営化されているのだから、DB を国鉄と呼ぶのは正しくはないが、その規模やサービス形態はいい意味でまさしく国鉄である。

そのサイトでは、英語で、ドイツ国内の全ての駅と列車について、時刻表設定期間内(今は12月9日迄)の希望する列車の検索が出来る。 同じような地名や駅名が他にもある場合は、親切に プルダウンメニュー が現れて正しいものを選択するように指示される。 たった一つの便でなく、幅のある検索結果が出るし、それより早いのも遅いのもボタン一つで追加検索が可能だ。 結果を絞って、そのまま予約のページに入って、(行程101km以上なら) クレジットカードを登録して、自分のパソコン上で発券も出来る。 が、そこまでしなくても、今回は 時刻表検索 だけで非常に役立った。

Dbdocuments クレジットカード は駅頭でも使えて、両替をする手間やレート上の不利を回避出来るのでとても便利だ。 今回の切符は、①は短距離なので プラットホーム にある券売機で現金で (早朝出勤らしき女性に教えてもらって)、②も現金で (券売機の前で巡回していた職員氏に教えてもらって)、③はクレジットが使える券売機で (ここでも巡回職員を探し出して) 短時間で購入することが出来た。 右上の画像は当日に券売機から出力された ドキュメント の数々である (上左が①、右が②、下が③)。  ③の内、先ず客の希望に合う便を教えてくれるのが中央のカードで、これを見ながらモニター上で希望の便を絞れば、人数記載の一枚の切符(左)が出てきて、同時に クレジット決済終了 の インボイス (右)が出力されるという手順だ。

今調べてみると、日本での鉄道旅行にこのような便利さは見付からない。外国からの観光客は、あらかじめ旅行社に頼んで必要な切符を発券してもらっているのだろうが、インターネット から細かい情報や予約・発券を得たり、旅先で自由な旅程を創り出していくスリルはない。 これでは、「観光立国日本」なんてかなり遠い話だと思う。

注);コブレンツからケルンに向けて乗車した時、大きな荷物を棚に上げるのを手伝ってあげた娘さんが私どもの座席を見て、あちらの席へ移るようにとすまなそうに言った。頭上のサインを指して教えてくれたのだが、その席は予約がしてあったのだ。そのサインにはどこからどこまでと表示があって、その区間に障らなければ座ってもいいらしい。DB では、自由席車と指定席車という区別ではなく、自由席の中で客の購入によって予約席が逐次電子的に指定・表示されるシステムらしい。 座席の無駄を防げるので、とても合理的だと思った。

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2006年10月17日 (火)

旅先のインターネット(4)

「ホテルの無線LAN 有料編」

私どもの南ドイツの旅の 後半の宿は ライン河畔の古都マインツの大きなホテルであった。 旅の疲れが溜まらないようにと奢ったのである。 事前にそこのサイトで調べたら、部屋の調度の欄に  "Wireless Internet Access" なる可愛いロゴが載っている。 前半の宿での経験から、これはきっと部屋毎に使い放題の無線LAN があるのだなと思った。

そう、部屋の立派な文机の上にそれはあった。 何処にでも持ち運べれるアンテナ付の小箱で、それから USB と LAN の二つのケーブルが出ていて、それは初めて見る形態であった。 説明書を読むと、その両方とも PC に差し込めとある。 ホテルの事務室から小箱までが 無線LAN で、小箱から客の PC までが 有線LAN、そしてどうやら USB の方は小箱への電力供給に使われているようだった。

Swisscomreceipt おおこれは便利! と思いながらマニュアルを読んで行くと、期待に反してこの接続は有料だと分かった。 デラックスな部屋に泊まってあまりケチなことは言えないが、繋いだら先ず、2時間・24時間・7日間の一つを選んで使用契約をせよとの画面が現れた。 それは又、ホテルのシステムとも繋がっているらしく、ちゃんと私のクレジットカード番号が明示されてこれで引き落とすよ・・ とのこと。 右の画像は、使用開始後にメールを調べていたら早速入ってきたその領収書である。 まだ使い始めたばかりなのに、何と素早いことか!。

現在、世界のネットモバイル(例1:p17参照)は、その機能の多寡やユーザーの負担の有無などの仕様が混沌としてあるようだ。 この種の情報を更新し続けて下さっている モバツアshincoさん のサイトによれば、全館使えてしかも無料というホテルもあれば、未だに電話回線だけの大型ホテルもあるらしい。 感じとしては、こじんまりとしたホテルにこそ無料の無線LAN がありそうだ。 だから IT と共に旅をするには、事前の調査は必須である。

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2006年10月15日 (日)

旅先のインターネット(3)

「ホテルの無線LAN 無料編」

インターネットから離れられなくなってしまった者が旅行に出掛ける時、先ずは行き先でのネット接続事情が気になる筈だ。 現在そのための情報は溢れるほどあるが、かなり古い内容のままで放置されているサイトが多い。 どなたかの昔の苦労話を参考に、接続のための諸道具を準備して出掛けても今や意味が無い。 個々の行き先での最新のネット接続事情を調べることが肝要なのだ。 一方、PCを持参することが面倒な場合は、出先の街に出てネットカフェを利用すればいいのだが、日本語環境が使えないことがあるので注意が要る。

行き先別の情報を・・ と言ってもそれは地域とか国とかの違いのみではなく、今や滞在する個々のホテルによって大きな差異が出て来ている。 その点、以前はモジュラージャックを揃えて行って電話代だけを覚悟すればどこでも使えたのだからかえって分かり易かった。 が今は、なんと諸道具も電話代も要らない場合があるのだ。 今回の滞在地ローテンブルグのホテルで 無料の無線LAN を利用出来たのがそれであった。 現在、あちらのホテルのサイトでよく見る "Free Wiress LAN" のサービスのことである。

Mittermierandpost 要するにこれは、ホテルが自家用に付けた無線LANを お客さんにも開放するというものである。 だから、「あなたのラップトップも繋げられる可能性があります!」 という、ちょっと不確かな宣伝文句になる訳で、部屋によっては電波が弱くて使えないことになる。 私が泊まったホテルではそのためにちゃんとロビーに事務スペースがあって、快適に使えた。 なお、ホテルから貸与された LANカード を使う必要はなく、我が ノート に内蔵された 無線LAN機能 がそのまま使えた。 ここでの便宜が、今回の旅行の ネット接続 のベストな例であったと思う。

注); このホテルの場合は、インターネットに繋げているシステムが、 IPアドレスも DNSサーバーのアドレスも WindowsXP が自動的に取得するのではなく あらかじめ決められたものを PC に設定しておく方式だった。 渡されたマニュアルは英語だったが、中の図は見慣れたものだったから、Windows の世界の汎用さを実感しつつ簡単にやれた。 数日の滞在中、夕食後にロビーで受発信を行い、それを部屋でゆっくり処理して、明早朝に再びロビーで発信をするというスタイルをとったが、旅行の疲れを増幅することもなく至極快適なメール処理と幾つかのサイト管理が出来たと思う。

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2006年10月13日 (金)

旅先のインターネット(1)

「機内のインターネット」

Quilttapestry 今回の私共の南独の旅では、軽量なノートパソコンを携えてあちらでの IT事情、特に無線LAN サービスの現状を体験するという楽しみもあった。 旅先でネットなんて顰蹙を買うもいいところだとは、日頃私自身が他のそういう人に対して感じていたことだが、今回はそうは行かない。 「老犬がんばれ台帳」 を始め、管理人として8日も放ってはおけないサイトが多いからである。 ネットもこなして旅も愉しむ、これが今回の旅の大きなテーマであった。

その最初の体験が、行きの ルフトハンザ機内 での "Connexion by Boeing" というサービスであった。 事前に体験者のレポートも読んで、ユーザー登録も済ませておいたので、利用単位の 2時間 (1時間や3時間やフライト全時間も選べる)に向けての準備はOKであった。 が、やはりこれはエコノミークラスの席では使い辛かった。 先ず、無線LANが使えるのだから当然無線マウスもいいと思って持参したのだが、使ってはいけないとアナウンスされて慌てた。 私はひどい書痙(手先が震える)でタッチパッドが上手く使えないからだ。 そして、周りが静かになってからスポットライトの下でやっていたら、突然前席の客が椅子を倒したので危うくパソコンが潰れそうになった。

それでも、沢山の受信メール(大半が迷惑メール) のチェックと、幾つかの挨拶メールの発信を終えることが出来た。 拙「老犬がんばれ台帳」への登録依頼も一件来たのだが、そのデータベースへの収録編集作業で 当のLAN の利用時間を喰うのが惜しくて、向こうに着いてからやることにさせてもらった。 かくして、とても面白くて充実した2時間であった。 でも何故か、このサービスは今年限りで廃止になるようだ。 長時間のフライト中にインターネットに繋がるという便宜は非常に大きい筈だから、また同様のサービスが出現することを望んでいる。

注); 帰国後に分かったことだが、このサービスは年末の廃止に向けて、10月2日からは無料で開放されているらしい。 なんと、私は有料の最後の日に使ったことになる。 このブログに相応しい事件だ。 これもまたいい記念だと思うことにしておこう。

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2006年9月28日 (木)

続 ロマンチック街道へ (ITと共に)

ドイツの古き街道を見物しに行くのにノートパソコンを携えてなんて、およそロマンチックではない。 が、私には幾つかの楽しみがある。 それは、これを機会にグローバルな場で色々な IT を自ら体験することだ。 その第一は、あちらの宿で無線 LAN を使うこと。 その事は前記事に書いたが、後で調べたら、往復の機内でもそれが使えることが分かった。ただしこの "Connexion by Boeing" というサービスは採算が合わないのか今年限りで廃止になるようだ。 長時間のフライト中にインターネットに繋がるという便宜を喜ぶ人は多い筈だから、何時かまた同様のサービスが出現することだろう。

Rothenburgmarkt 次の楽しみは、現地時間の 10月3日13:00 (日本時間=同日20:00 ) に ローテンブルグ市庁舎の外壁の東南隅に二人で立つことである。 そこはマルクト広場の一角で、常設のウェブカメラが見下ろしていて、定点画像を 2分 おきに発信しているからだ。 日本で留守番の嫁たちはこれを見て安心してくれる!という筈だが・・?。

3番目は、スカイプでのテレビ電話の交信である。 これは既に、米国 ヒューストン に居る知人との間で経験済みのことだが、今度は片方が無線 LAN 下のノートパソコンだから実際の交信が上手く行くのかどうか。 目下、自宅と次男宅とで予行演習中であるが、近すぎるのでなんだか実感が湧かない。

そして、今までは数日の留守をする場合は、私が公開している 「老犬がんばれ台帳」 の更新がストップしていたのだが、今回の旅ではこれの管理も継続してやれそうだ。 だから、該当するワン君にはちゃんとその日に誕生日のお祝いメールが届くことになる(筈だ)。

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2006年7月18日 (火)

おじんの Web2.0

日経パソコン7月10日号で 「フィーバーはなぜ生まれたのか、Web2.0 の背景を知る」 という連載記事を読んだ。 初回は「新しい時代の予感」という題名だ。 読みながら、自分が一ユーザーとして経験して来たITの20年を想った。 1986年、それは私がNECのPC9801-VM2を購入して、それに付いていた電話回線等の接続口 (RS-232C) を見て、早くこれで世界に繋げてみたいと思った年だ。 当時は未だその便宜も一般的でなく、費用も巨額なものだったので、実際に電子メールというものを経験したのはそれより2年後、自分でウェブサイトと言うものを訪問出来たのは更にその8年後であった。

その1996年、IBM社製の ThinkPad535 に搭載された Windows 95 の上でIntenet Explorer3.0 が読み出して表示してくれる(初期の、主として大企業の) WWW の情報サイト( = Webサイト、ホームページ)を見て密かに興奮したものだ。 詳しい仕掛けは分からなかったが、凄い時代の始まりを確信したからだ。 確かにあの頃の興奮は密かなものであった。 直ぐにアクセスを切らないとみるみる電話代が嵩んだからだ。 思えば、それが私の Web1.0 の時代の幕開けだった訳だ。 そして今や Web2.0 が喧伝されている。 何が 1.0 で何が 2.0 なのかを明示する見識はとんと無いが、私なりに感じる何かがある。

今、Web2.0 に関わる検索を Google ですると 2,670万件 もヒットする。 もちろんその全部を読む人はいない。 ヒット上位の幾つかを読むだけだ。 上位のは人気のあるサイトだろうし多分「良い」サイトなのだろう。ちなみに 同じ検索を YAHOO! でやればその違いが(現時点では)歴然とする。 そこで即ち、前者が Web2.0 を、後者が Web1.0 を具現しているのだなと、私は思う。 ともあれ、幾つかの Web2.0 の解説サイトを読むと、当然なことながら Web の発信者側からの論理が多い。 勿論「ユーザーの・・」という論点が欠けているものは無いが、結局どれもビジネス展望になっている。 だから、単純なる しかも高齢なユーザーにはよく分からない話だ。

それでいい。 この10年に進化した WWW の素晴らしさをもう十分に活用させてもらっていると思うからだ。 「これ以上はついて行けないなぁ・・」 と、NHKスペシャル 「恐竜VSほ乳類」 を見ながらしみじみ思った。

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2006年5月 2日 (火)

ネットの効用

インターネットの効用を今更に言うのもおかしいし、そんなの当然な話だと言われるだろうが、最近私にとっては一つの発見と言えることがあった。 それは、海外旅行の手配と費用についての発見である。 一昔前の海外旅行(出張)の便や宿の手配は勤め先の庶務担当の責任で、実際はそこがエージェントに外注していた訳で、それが一般的だった。 おそらく今もそうだろう。

しかし年金生活の現在、例えば海外旅行の手配などをするのに昔の便利さに頼ってばかりでは能が無いのではという気がしたのだ。 実は1999年に、大学同級の還暦記念でタイ国への同伴旅行の幹事をしたのだが、その時は経験も無く 23人という所帯だったので大手の旅行社に頼んだ。 が同時に、自分でもインターネットで現地の情報を調べ、その頃すでに便利な情報が溢れていて色々と参考に出来た。

そして今年、私共は嫁二人を誘って連休明けのケアンズ旅行を計画している。 結局、航空便とホテルは旅行社のコース商品を使ったのだが、それは、航空会社やホテル個々のオフィシャルサイトでの通常料金の合計よりも商品の方が安い催行日があったからである。 勿論個々のサイトでは、日により質によりはるかに安い選択肢も並んでいる。 これらを組み合わせて自分に最適なチョイスをすればいい訳だが、現在の旅行社のパンフではそれが既に非常に細やかに組み合わされ区分されて商品化されているのだ。

従って、今回自分で手配したのは現地のオプションツアーのみである。 それも各催行会社のサイトに示されている正規料金よりも、現地の仲介企業を通した(クレジット決済の)ネット予約の方が安上がりで、便利だと気が付いたのだ。 この業界も乱立気味なようで、商品情報も価格も顧客サービスもサイトのユーザビリティーもいずれも激しい競争の中にあることがうかがえる。 勿論、それらのサイトはみな日本語OKであり、ケアンズ関係だけで10社以上 (#1) も見つかる。 それぞれのBBS(掲示板)へユーザーの書き込みを見ればそこへの信頼度を推し量ることも出来る。

先進的な大企業は別にして、普通の企業(や個人)が自前のサイト(ホームページ)を世界に向けて発信出来るようになったのはほんの10年前である。 それらを、各自の机上でそれほどの滞り無しに閲覧出来るようなIT環境(通信技術やパソコン)になったのもほんの10年前なのである。 あの頃、きっとこれから凄い時代になる、全ての業態で凄いことが起きる、と、私も高揚した気持ちで(引退直前の)勤め先の公式サイトを作ったものだ。 久しぶりに覗いてみたらそのコンセプトにあまり進展も変化も無かった。 喜ぶべきか、悲しむべきか?・・・

注(#1) ;