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2007年11月

2007年11月10日 (土)

ペットとコンパニオン

Photo 我が家に新しい犬が来てから1ヶ月が経った。 そのボーダーコリー 「小太郎」 は、私共老夫婦にとって時にデレデレの愛玩動物(ペット)であり、時にしみじみとした伴侶動物 (コンパニオンアニマル)である。 ただこの呼称は二つとも、聞く立場によって意味が大きく違ってくる。 動物愛護家が聞く場合と、すごいワルおやじが聞く場合とである。 後者の場合についてはさておいて、今日は前者のことを考える。 家庭で飼う愛すべき動物たちを 「ペット」 などと呼ばずに 「コンパニオンアニマル」 と呼ぼうという動きについてである。

それは随分前から提唱されていたのだが、なにせ提案語の方が10文字もあるので中々市井に定着しない。 元が2.5文字なのだからそれに代わるには、3文字程度、即ちブログ(=ウェブログ) や メタボ(=メタボリックシンドローム) のような 「短語」 でないと中々ブレークしないのかも知れない。 今ネットで 「コンパニオンアニマル」 を検索すると、非常に沢山のページがヒットして来るのだが、それらのサイトから 「ペット」 という言葉がきれいに消えている訳ではない。

この呼称変更の提案は、日本では今でも盛んなよう (例1例2) だが、欧米のサイトを調べると、この二つの言葉にはそれぞれに意味があるものとして今もちゃんと使い分けられているようだ。 例えば米国農務省の動物保護条例 (Animal Welfare Act) では、対象となる動物群を 「Wild Animals(野生)」・「Exotic Animals(外来)」・「Farm Animals(牧畜)」・「Research Animals(実験)」・「Zoo,Circus and Marine Animals(園・演・海洋)」・「Companion Animals(伴侶)」 等に分けて定義していて、その最後の群の中に 「Pet Animal(愛玩)」 なる用語が状況に応じて使われていて分かりやすい。

同じ配偶者なのに、うちの 「主人」 やら 「ダーリン」 やら果ては 「やつ」 までと状況に応じて様々に呼称されるのと同じで、要するに使う人の気分次第で決まって行くのだろう。 なるほど、現在の我が家の 「ペット」 は双方の 「伴侶」 の座を占有しきっていて、これではいい躾など望み薄だ。

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