楠(クスノキ)とノウゼンカズラ
庭の南端にかなり大きな楠の木(クリック→)があって、春から秋にかけて、薄いピンク色の ノウゼンカズラの花 がそれに纏いつく。 この楠は、長男の小学入学のお祝いに名古屋市から頂いた庭木引換券が活きたものである。 それは今から 35年前 に植木市から乗用車で運んだもので、始めは子供の背丈ほどの苗木であった。 楠は 「常緑樹なので落ち葉はない」 などと安易に思っていたのは大間違いで、晩春の新芽の時期の前には大量の落葉があって、おまけにこの照葉は中々堆肥にならないので始末に困る。 が、この枯葉を袋に詰める時には、あのいい匂いが楽しめる。
ノウゼンカズラ の方は、街や高速道沿いによく見られるような橙色の花のものではなく、薄いピンク色のもの (pink trumpet creeper) である。 手元の本には 「吸着根を出してほかの木によじ登り、ついにはその木を枯らせてしまうほどに生育旺盛」 だとあるが、この薄いピンク色のものはそれほど横暴ではなく、この楠に自分で登る力は無かったようで、毎冬に上へ上へと私が誘引してやった結果である。 現在はとても居心地が良さそうで、長く垂れ下がった枝についた花々がゆっくりと揺れている。 猛暑の中で涼やかさを与えてくれて 愛らしい。
実は、数年前のある冬に、頼んだ植木屋さんがこれをきれいに刈り取ってしまったことがある。 どうやら、「ノウゼンカズラには毒もあって悪い植物」 であると決め付けられていたらしい(これは誤解だと言うサイトもある)。 元の大きさに育つまでにまた数年掛かったのだが、以来我が庭は二人だけで手入れをしている。 お陰で、我が家の木々は、野放図に天高く伸びてしまった。 どうしよう・・。
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