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私の愛鳥週間

毎年5月10~16日は愛鳥週間である。 今年は大雪だったが、私どもの飛騨の山小屋の雪もようよう消えて南方から帰ってきた小鳥たちが賑やかに唄っている。 連休中は渋滞がひどいので、毎年この頃に山小屋の点検に出掛けるのだが、今年は運良く、近くにある「荘川桜」の開花と一致した。

この2本の老桜(樹齢約450年)の移植の逸話はとても感動的である。 当時学生だった私はその経過を報じた新聞記事を微かに記憶している。 その後、小説やノンフィクションや映画やプロジェクトXに登場したお陰か、現在では荘川郷の一大観光ポイントになっていて、花の時期には特設郵便局も置かれるほどだ。 が、この桜と ある野鳥 との関係はあまり知られていない。

それは、鷽(ウソ)である。 山に食べ物が少ない年に、これが桜の花芽を平らげてしまうと言う。 事実荘川桜も、私の知る限り、1997、2001、03、05年とかなりの頻度でやられてしまって、見物の皆さんを驚かせたりがっかりさせたりしているのだが、このことはあまり喧伝されない。 地元の人々はもちろん言わないが、がっかりした人々も何かほっとした愛鳥的な気分を味わって静かに帰途につくのであろう。

鷽が満腹になり、そこここのコブシの白い花が散り、桜が終わると、山々の緑がどんどんと濃くなって、私の楽しみは、毎朝夕に小屋のすぐ傍で鳴くとても愉快な小鳥の声になる。 それが、小鳥の声のみでなく、ツクツクボーシ(蝉)の鳴き真似も (mp3, 83kb, 5sec) 聞かせてくれるからだ。 他にも鳴き真似の上手な野鳥がいると言うが、専門の人に聞いたらこれは キビタキ だそうだ。 毎年同じ木の同じ枝から聞こえてくる。 なかなかその姿を見つけることは出来ないが、人が居ることも気にしない風に、しかしとてもフレンドリーに聞こえるのである。

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コメント

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投稿: google pr main | 2006年5月16日 (火) 17時36分

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